モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

真似ることはバリアを払拭する一つの手段です

2012年01月07日 | 何故 十兵衛は?
12・1・7
 
きのうに続きます2,3行のはがきはかなり空きスペースがある。

この空きスペースを埋めるのに思いついたのが
スーパーなどのチラシ広告の一部を切り抜いて貼る。

「キュウリは3本百円です!」などのコメントを書く。

スーパーのチラシが発端になって、はがきに適した写真、絵を見つけると切り抜いておく。

やがて雑誌のグラビアなどから模様や図柄を切り抜いて
帽子や洋服に見立てる切り絵などへ発展していった。

その頃西村さんは、
「かぼちゃの絵だったら描けそう……」と云ってホワイトボードに

「こんなふうに、こんなふうに」と云いながらかぼちゃの絵を描いた。

みんな西村さんの描くかぼちゃを真似て、

「こなふうに、こんなふうに」と同じようにかぼちゃの絵を描いた。

たったこれだけのことでかぼちゃの絵が描けた。

かぼちゃの絵が描けただけでみんな絵が描けるようになった。

その時まで私を含めて誰も絵を描こうとしなかった。

もっと云えば、心の奥の方では、

「絵なんて、描けるわけがない!」と強く思い込んでいた。

ある種のバリアが、

「こんなふうに、こんなふうに」とかぼちゃの絵が描けたことで簡単に払拭された。

「はがきを一緒に作ってくれませんか……、と 慈祐苑の職員から、依頼があった。
12・1・7