モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

恢復に向かう時点は・・・

2012年01月20日 | 無財の七施
12・1・20



 病に見舞われる、不運に遭遇するなど一旦下降線をたどりながら
ある時点から上昇に転ずる、

恢復に向かい元のゼロ地点へ戻るのではなく
そこからプラス方向へ上昇し尚且つ上昇するエネルギーを獲得する。

上昇に転ずる、転じさせるものは何か、と云う問題がある。

 大江さん自身光君という障がいのある息子がいる。

特に障がい者が恢復するということはどういうことかを含めて
恢復に元以上に上昇するエネルギーを認めている。

事故に遭遇、障がいを負った混乱期、
こんな筈じゃないと否定する否定期、

完治する、元の状態に戻る可能性を見出せないで
苦しむ混乱期を経て障がいを受け入れる。

社会、家庭での役割を見出して活動する受容期がある、と捉えている。

障がいに遭遇する以前の健全な状態に復帰することはない。
あるがままを受け入れる時期を恢復に向かう転換点と捉えている。

恢復する家族」の中では「社会、家庭での役割を見出して云々」とある。

自分を社会の一員、家族の一員として認める、認識する。

私はそのことが恢復に向かう転換点、と認識している。