モジリア

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おじさんが読む「赤毛のアン」

大相撲初場所を新聞の総括

2012年01月24日 | 無財の七施
12・1・24

大相撲初場所が終わった。

今場所はどういう場所だったのか
新聞4紙を読み比べてみた。

定期購読している日経、千葉日報に加え朝日、読売を
読み比べて言えることは何かを探ってみた。

把瑠都は白鵬戦があまりにも不甲斐ない負け方だったので
優勝したにも拘らず総じて不評な論評が目立った。

朝日は痛烈だ
優勝インタビューに頂点を目指す力士としては(優しさが)欠点だ、と言い切っている。

大関昇進後11勝が最高だった相撲内容と大きく変わった点は見当たらない。

荒さと粗さが目立ち力がありながら型がなく、勢い任せの相撲は変わっていない。
故に来場所は期待できない、と述べている。

14勝1敗、従来の相撲プラス4,5勝の勝因は何か、については触れていない。
フロックだけで勝ち進んだとは思えない。

次に紹介する日経の記事が最も妥当な記事だと思う。

始めて抱いた賜杯は同時に春場所での綱取りを意味する、とした上で、
一つ勝てなかった(対白鵬戦)問題点を直して臨みたい、と把瑠都のコメントを紹介している。

一方朝日は初の賜杯は栄光とともに重い課題をもたらした、と述べている。
具体的に重い課題について触れていない。言葉だけが上滑りしている。

読売は身体能力の高さと破壊力を改めて印象付けた初優勝だが安定感に疑問がある。と述べている。だが
14勝して優勝している。

日経は前日に優勝を決めても気持ちの緩みを微塵も感じさせなかった。

(今場所は)勝ち越してもほっとしなかったし集中している。

目覚めた怪物は発言も成長している、と述べている。

日経以外は優勝させたものは何か、読者が一番知りたいことを白鵬戦のみの印象で全体を書いている。
私は春場所に持続的につながるものがある、と日経の記事を読んだし日経の記事を支持したい。