モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

昨日の続き……

2012年01月26日 | 無財の七施
12・1・26

地域新聞にレポートを書く決心をした。

一体何を書いたら良いか、所謂ネタ探しの問題がある。

公民館など公共施設をまわりポスター、チラシの類を集めて、企画書を次々に書いた。

簡単なようだが、それほど簡単ではない。ある種の想像力を働かせるのがコツ。

私が文章を書くに至った背景をお話してコツのようなものをお伝えしたい。

私の3才下の妹則子は写真家と結婚、間もなく二人でアメリカへ渡った

そこそこ写真で喰えるようになり、姪の由珠が生まれて間もなく
白人女性と親しくなり則子と由珠の元を去った。

日本へ帰るようにすすめたがアメリカで頑張る決心が硬かった。

異国での母子家庭、モシモ、モシモ、モシモのことを懸念して毎日のように手紙を書いた。
やがて日本人社会の人たちと親しくなって則子は落ち着きを取り戻した。

手紙を書く習慣はほぼ、そのまま残った。

姪の由珠が大学を卒業し結婚するまで20年以上続き、手紙を書く私の役割はほぼ終わった。

その頃公民館でおたよりボランティア講座が開催された
講座終了後サークル活動として活動継続を公民館から要請された。

養護老人施設慈祐苑に入居するお年寄りへ毎月ハガキを差し上げる活動が始まった。

同じ屋根の下に住むお年寄り7,8人にハガキを書く、
当時絵手紙と云う言葉さえなかった。

何を話題に7,8通りのハガキを書いたら良いか。

結論から言うと季節の話題を書くことで何を書いたら良いか……
大問題はアッサリ解決した。

季節の話題の連想から水原秋桜子編俳句小歳時記を買った。

季語の説明文はエッセーとして読める。

序に例句を分かっても分からなくても目を通す。
気に入った、或いは気になるフレーズを2,3拾い出しメモ用紙に書き写す。

すると脳内エンジン?が始動してたちまち3,4行のエッセー風ハガキ文が書ける。