みりんの徒然声

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みりんの徒然声 最大にして最悪の不義理 前編

2016-12-09 21:28:10 | 日記
来年に向けてあたしの人生において最大にして最悪の不義理について書こうと思う。まあ誰もあたしの不義理など興味はないだろうが、いつも綺麗事や美しい思い出ばかり語っている自分に少し飽きた。このことはあまりに自分が醜すぎて親友にさえ話していない。時効ではないが、春をすっきりして待ちたい。相変わらず自己中だ。前の仕事を辞めるきっかけだ。それはやっぱり冬だった。いや、春が目の前の冬だったのに・・。その頃あたしは何故か一回り年下のバイトの男の子に好かれた。若者特有の年上に憧れる時期だったのかも知れない。その子は会社の協賛?している、まあとにかくお偉いさんの息子だった。あたしはその子の事をちっとも好きじゃなかった。だけど誰かに好かれている、という立場は好きだった。あの人のいない冬はあたしをいつも自棄にした。でもそれは言い訳だ。あたしは好かれている、と言う優越感のためだけに彼を利用した。彼を散々振り回したあげく他の人と付き合ったりした。その頃があたしの唯一のモテ期?だったのかも知れない。彼はいつも悲しそうな目をしたがあたしは痛くも痒くもなかった。あの人を、失ってあたしは自分が世界一可哀想だと自惚れていた。
続く~