みりんの徒然声

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みりんの徒然声 怯えることに飽きました

2016-12-12 21:04:47 | 日記
殴られるのは平気なのだ。本当に。ただ、あ、殴られるかも知れない、とか人が悪意をぶつけようとしている瞬間が堪らなく怖い。体が萎縮する。テーブルのふちにぶつかって鼻血が出る。痛いより空しい。幼子ならまだしももはやアラフォーにも関わらず実の親に怯えるというシチュエーションが情けなすぎる。つまらないと思いつつ回りの目が気になって追い立てられるように仕事をする。どんなに頑張ってみても時給820円、それがあたしの価値。頑張っても頑張らなくても変わらない金額。だけど不安で必要以上に愛想を振り撒く。疲れはててぐったりすると怠け者と母親の逆鱗に触れる悪循環。何処に行っても変われない気がして愕然とする。いっそ親に殴られてます、と言えたら、仕事、愛想を振り撒くの疲れました、と言えたら良いのに。そんな馬鹿げた事は言わない自制心はあるけれど。知り合いの上司に仕事頑張れ、とか言われると泣きたくなる。期待に応えなきゃ行けない気がしてここを出ていきたいと言えなくなる。期待に応えられたとして変わらない時給。生活ギリギリ。出ていきたいと言ったら殴られそうであり得ない恐怖に怯える。鼻血より心が痛い。頭痛が止まない。部屋に入ると自然に涙がでる。よわっちぃあたし。人生長いなあ、人生80年というならまだ折り返し地点だ。老いてからの方が長いというのに何て生きにくい世の中だ。戦国時代なら齢50年、と織田信長が言っていた。長生きして50年、平均は40歳くらいか?あたしの寿命も40年ならいいのに、天下統一するような偉い人に寿命あげたい。現代なら偉大な医者とか成功者に。タバコの本数が増える。無駄遣いとは思うがヘビースモーカーにでもならなきゃ長生きし過ぎてしまう。だらだらと情けなく鼻血を出しながらあたしはまた朝が来るのかーと怯える。戦国時代の話が好きだ。必死に生きてるし、俺に構わず行け、みたいな男気に弱い。現代ではあり得ない。男気よりも騙し騙されみたいな心理作戦が多くてあたしはやっぱり怯えることしか出来ない。誰か出ていってもいいよ、と行ってほしい。頑張れ、じゃなくて頑張ったね、と言って欲しい。嘘でもいいから誉められたい。子供みたいだな。でも子供の頃だって誉められたことなんてなかった気がする。出来のいい弟がいつだってあたしの、前にいた。まあ、弟好きだからいいけど。言い訳だけど不義理を働いたのはあたし自身が誰かの一番になったことが無いからだと思う。愛され方も愛し方もわからなかった。今もわからないけど。