今日は良く晴れて暖かい一日でした。桃の花が咲くのでは?と心配です。
でも明日からまた崩れるらしい・・・「娘心と春の空」?
お隣の畑(庭ではなく)に咲くクロッカス。春を探して歩いたら、そこにありました。
愛子様が「暴力」に怯えて学校に行けないようです。事実は分りませんが・・・
「ドラマチック チルドレン」という本を読み終えたばかりです。
問題を抱えて、親に見離された(親の手に負えなくなった)子供達を預かる施設。
富山にある「ピースフルハウス・はぐれ雲」そこで成長していく子供達の実話です。
読んでいてため息が出るような場面が何度も出てきます。
非行や引きこもり、生きる気力すら無くしている若者達がたくさん登場します。
子供達の問題行動には、必ず理由がある。それを理解するところから始まる指導。
読むだけでドッと疲れてしまいました。「川俣直さん」は強くて優しい方なのでしょう。
私の頭の中で、登場人物が何かを訴えて語りかけてくるように思えました。
大人でも子供でも誰かに認められたくて、否定されたくなくて臆病になる。
感受性が強い子達なのかも知れません。立ち直るには時間がかかります。
大人になっているはずの私も、彼らと同じかもしれないと思いました。
大人になりきれない大人。そんな大人が子供達を苦しめているのかもしれません。
真正面から向き合ってくれる大人がいて、彼らは笑顔を取り戻していきます。
もちろん立ち直れないまま、施設を離れていく子供達もいます。
今日も虐待で亡くなった子供の報道がありました。親とは名ばかり・・・
子供は親を選べないのです。「可哀相に・・・」と思うことしか出来ません。
自分の気が落ちているときには、軽い本を読んだ方がいいのかもしれません。