今日も冷えています。風があるので洗濯物は乾きましたが。
毎日「凍霜害注意」を呼びかける防災無線が流れています。
「凍霜害」という言葉は山梨に来て初めて知りました。
故郷は春まで雪の中です。この時期に凍るのは溶け始めた雪ぐらいです。
作物が霜の被害を受けることさえ知りませんでした。
花が咲いた後、霜が降りると花が凍みてダメになります。
随分前には古タイヤを畑で燃やして凍らないようにしていたこともあります。
朝起きると甲府盆地が煙幕で、雲に覆われたような景色になっていました。
CO2なんてお構い無しでした。(--; さすがに今は禁止されています。
でも・・・広い畑を覆うことは出来ません。気温を上げることも不可能です。
「咲こうか?どうしようか?」迷っているスモモや桃の開花が遅れるのを祈るだけ。
満開に咲いた花が霜で凍ると実がつきません。そのときは諦めるしかないですね。
農家は自然の恵みを受けていますが、不具合に抗うことも出来ません。
日本列島が冷え込んでいます。明日の朝はマイナス5℃の予想です。
確実に霜が降りるでしょう。少し下った地域ではスモモの花が満開です。
霜が降りると花が茶色に変色します。どんな想いで夜を過ごされているのか・・・
はやくうららかな春になって欲しいです。
ロックも春を探しているようです。朝夕はハウスに入っていることが多いです。
こぼれ種で毎年花を咲かせてくれます。オレンジの花びらが暖かい色です。