行雲流水

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烏鷺滝が『空』を語る

2012年01月20日 | 禅の心
○釈尊も法然上人も、貧しい人々だけでなく、金持ちや権力者にも説法をし、尊敬を受けていた。

○わしは、権力者や金持ちが悪いと言っているのではない。金持ちも貧しい人も、人間としては同じじゃと言うとるんじゃ。

○金持ちがえろうて、貧しい人が卑屈になる必要はないんじゃ。

○心さえ豊かなら、お金なんぞいらんちゅう人もおるが、生活に不安があれば、豊かな心で生活できんぞ。

○物にとらわれても、心にとらわれてもだめなんじゃ。物質的なもの、精神的なもののバランスがとれていて、安定した生活ができるんじゃ。

○かたよらない心、こだわらない心、とらわれない心、これが般若心経の「空」の心なんじゃ。

○これからの世の中、どうなるんか誰にもわからん。未来のことはわからんのんじゃ。

○断定的な物言いは信用できん。

○ただ、断定的に言えることが1つある。「生まれたら必ずいつかは死ぬ」ちゅうこっちゃ。


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