仏教は現実主義だから「夢や希望を持たず、今をしっかり生きよう」というような考え方に陥り易いと思うのです。しかし、これでは単なる虚無(ただし、積極的な虚無で私は否定しません。)です。
般若心経は「色即是空 空即是色」と否定したものを更に否定するという二重否定になっています。
「夢や希望を持つ」ということと、「夢や希望を持たないことはしない」という二つのことは後者により強い肯定感を感じます。般若心経には虚無に陥らないための仕掛けがあるようです。
スマナサーラ長老の考え方が間違っているとは思いませんが、般若心経ではこのように考えているのだということです。
般若心経は「色即是空 空即是色」と否定したものを更に否定するという二重否定になっています。
「夢や希望を持つ」ということと、「夢や希望を持たないことはしない」という二つのことは後者により強い肯定感を感じます。般若心経には虚無に陥らないための仕掛けがあるようです。
スマナサーラ長老の考え方が間違っているとは思いませんが、般若心経ではこのように考えているのだということです。