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今日は広島に原子爆弾が落とされて65年目になります。ほとんどの人は犠牲になった人々を悼み、二度と同じ悲劇が起こらないことを願っていらっしゃると思います。同じように平和を願うにしても、政治的、社会思想的にはいろいろな考え方があると思います。核武装することによって均衡を保つという考え方もあるわけです。しかし宗教的には、武器を棄てろということになるのではないでしょうか。特に仏教ではあくまでも、戦うなということを貫き通す必要があります。宗教は政治に無関心であることです。そのために釈尊は出家をされたのです。 ただ無条件にひたすら平和を願う。それが仏教の姿勢だと思います。