「仏果を得ず」三浦しをん
私は、20年も前に文楽劇場でバイトしていた。
あの頃の私にこの本を届けに行きたい。
まったく、なんにも思わずに仕事してた自分に
「お前はアホか!」と舞監はきっと思っていた。
だけど言わなかった。
言わなかったから自分で言いたい。
「仮名手本忠臣蔵」は人気の作品、
いつも満席だった。
なのに、文楽が
助成金だせへんぞ!と大阪市長から言われたりしたのは、
20年前の私のせいかも・・・
と思うと読んでて辛かった。
辛かったけど、奥深いなぁと感動。
続いていく文化とはそういうものなのだ、
きっと。
ほんといろいろごめんなさい。
人形遣いの話も書いてほしいなぁ
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