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moon

「犬がいた季節」伊吹有喜 2020-136

「犬がいた季節」伊吹有喜
18歳という年齢は若くてキラキラしているけれど、
それなりに大人の世界もわかっていて、
わかりすぎていて苦しくなったりする。
そんな彼らを犬のコーシローが見ていた。
優しい話の繋がりは心を温かくしてくれた。

時代の背景でその時の自分を思い出して
あの頃の高校生も自分が高校生だったころも
多分今の高校生も、
いろいろあるけど18歳って無敵な若さだなと思った。

高校生の物語を読むときに私は頭の中で
スピッツを再生していることがあって
「スカーレットの夏」で伊吹さんをさらに好きになった。

人間の光司郎がかっこよすぎで、ずるーい。

そうかぁ、今は、18歳といえばもう選挙権もあるのだなぁ。
などと思ったりもした。時の流れはいろいろ感慨深い。

伊吹さん、はずしません、
今年のベスト10にはいるな。

内容(「BOOK」データベースより)
ある日、高校に迷い込んだ子犬。生徒と学校生活を送ってゆくなかで、その瞳に映ったものとは―。最後の共通一次。自分の全力をぶつけようと決心する。18の本気。鈴鹿でアイルトン・セナの激走に心通わせる二人。18の友情。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件を通し、進路の舵を切る。18の決意。スピッツ「スカーレット」を胸に、新たな世界へ。18の出発。ノストラダムスの大予言。世界が滅亡するなら、先生はどうする?18の恋…12年間、高校で暮らした犬、コーシローが触れた18歳の想い―。昭和から平成、そして令和へ。

 

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