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moon

2020年12月に読んだ本

2020年12月に読んだ本は15冊でした

犬がいた季節」伊吹有喜
犬目線からみた高校生たち。
犬のコーシローがとても可愛く、人間の光司郎は素敵。
18歳の過ごし方は大人になった自分に返ってくるようだ。
もっと、丁寧に過ごせば良かった。

始まりの木」夏川草介
すごい好き。
夏川氏の小説は「
神様のカルテ」がめっちゃ好きだけど、
この作品も好きだし、シリーズ化してほしい。
民俗学の出番です!
そうよ、「八百万の神」の出番だよ。
夏川氏といえば松本、
いろんな場所に行けるようになったら絶対行きたい!

妄想炸裂」三浦しをん
文句なし、大好きしをん氏。
若い頃から妄想がお得意。
そしてこの先、やや回りくどく長いこの文章がどんどん研ぎ澄まされてゆく。
もちろん、そのままだって充分に面白いし上手なんだけど
作家というのはちょっと上手くらいじゃダメなんだろうね。
何度でも言う、しをん氏、作家になってくれてありがとう。

「きのうのオレンジ」藤岡陽子
藤岡氏の小説は芯に優しくそして強さがあるといつも思う。
藤岡氏の経歴はとても興味深い。
それを知るだけでも、なんてバイタリティーのある人なのかと思う。
たくさんの経験がその優しく強い芯になっているのだろうなと感じる。
命について、生き方について、心について考えさせられる良作だった。

「妄想レストラン」笹公人
私が尊敬してやまない歌人である。
目茶苦茶面白い、でも、面白いだけじゃない。
このユーモアは誰も傷つけたりもしない。
YouTubeチャンネルも開設されたそう。
今度見てみようっと

「小麦の法廷」木内一裕
木内さんの新作。
あー、面白れー
小麦最高!ネタバレ、小麦の父は麦。
そういうセンスも好き。
 
 
 
 
 
 

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