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moon

通勤読書642

「太宰治の辞書」北村薫

お久しぶりのシリーズ。
「私」も円紫さんも同じだけの年齢を重ねている。

円紫さんの出世より
「私」の結婚・出産のほうが興味深いよ。

太宰治を太宰治の作品をより深く理解しようとするのは
大変興味深かった。
私は決してしないことである。

「私」が大人になって円紫さんと対等なのは
ちょっと感慨深いけれど、
同じような人が二人はいらないよなぁと思ってしまう。

円紫さんのシリーズなら「私」に代わる若い「私」が必要?

いずれにしても、もう少し、

以前のような日常のミステリー感が欲しかった。

ちょっと論文読んでるみたいだったもんでねぇ

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太宰治の辞書
北村薫
新潮社

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コメント一覧

u-mi
threeさんこんばんは
私も、2作読んだだけなんですけどね。
「私」はとても理想的ないい子が大学生になったみたいでしたが、母になっても優等生な感じでした(笑)
悪い人が出てこないというところはとても好きなんですけれど、仰る通り、物語に絡めてあるほうが、楽しめますね。ただ、太宰ファンにはたまらんのかもしれません。
three
http://threesnovel.blog.shinobi.jp/
ああ、これもまた懐かしいシリーズです。
友人に借りて二作ほど読み、それから読んでいませんでした。まだ続いているとは思いもしませんでした。
「私」が結婚・出産。物語の中でも時は流れているのですね。

>ちょっと論文読んでるみたいだったもんでねぇ
わかります。
上手く物語に絡めてあるとおもしろいのですが、そうでない時もありますよね。深く追究しすぎてu-miさんのおっしゃるように論文のようになったり、扱いがすぎて題材にする必要性に疑問を感じたり……。
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