「いまさら翼といわれても」米澤穂信
古典部久しぶり。
奉太郎達と同年代だった息子が二十歳を超え、
なんだか感慨深い。
摩耶花と奉太郎の話
「鏡には映らない」がよかった。
こういうの待ってました!!!
さすが奉太郎、さすが摩耶花、そして里志。
里志はいいねぇ。ほんといい。
なんかちょっと男らしくなってるし。
摩耶花ちゃんに「巻き込んでね」なんて、
キャー!!!素敵。
中学生の奉太郎の「走れメロス」の感想文にも、驚いた。
私の感想は「メロス、めっちゃ寝るやん」だったのに。
太宰文学はコントに近いと思ってる私とはえらい違いである。
素晴らしい。
そして、
えるちゃんがその後、どんな翼をつけるのか読んでみたいな。
やっぱりいいです、古典部シリーズ。
![]() |
いまさら翼といわれても |
米澤穂信 | |
KADOKAWA |