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moon

通勤読書602 家頭と書いて

「京都寺町三条のホームズ」望月麻衣

京都、骨董屋、女子高校生のバイト、
頭の切れるイケメン院生。

これでもかっていうくらいの
トッピングをつけた甘ーいドリンクみたいだ。

軽いミステリーで飲みやすい、
いえ、読みやすい。

和歌のやりとりがお気に入り。

上代文学の万葉集が一番お気に入りの授業だった。
和歌ってお洒落で知的。
この時代、通い婚で女子のほうが
結構強くてよよと泣くのは男子なのだ。

ハッキリ言わないけれど
意味を知ると物凄い打球が飛んでくる感じ。

昔の人はこんな風に和歌にのせて、
お断りしてたのね。カッコイイ!!

普通に
言葉で言われるよりきついかも。

こういう話も
鞍馬の話も好きだなぁ。

シリーズものかぁ、しかも
もうだいぶ出てるよねぇ。。
ま、いいか、追いかけよう。

ホームズさぁん!!!!!

2016年最後の読了でした。

来年も楽しい読書を♪ 

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京都寺町三条のホームズ (双葉文庫)
望月麻衣
双葉社

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