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通勤読書 560 アートは狂喜を許すのか

「昨日の海は」近藤史恵

一緒に暮らすことになった伯母と従妹の存在は、
これまで普通に平凡に暮らしてきたと思っていた
高校生の光介の生活に風を起こす。

光介が祖父母の心中の真相に迫る。

とても衝撃的なことだと思うのだけれど、
意外と淡々とことに当たっていくように思うのは
光介が祖父母に会ったことがないからなのか。

真相を知ることは心の澱みをクリアにすることなのか、
もっと澱んでしまうことなのか
それでも調べずにはいられない、

そいういう若い光介の心情はよくわかるし、
伯母の気持ちもよくわかる。

高校生の目線で書かれているので必要以上にドロドロせず、
彼が大人に成長してく様が伝わってきた。

 

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昨日の海は
近藤史恵し
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