見出し画像

moon

通勤読書604 何かが足りない

「誰かが足りない」宮下奈都

レストラン「ハライ」に予約を入れる
それぞれのお客様のお話。

同じ日に同じ店で食事をしても、
きっかけも理由も様々。

今日とは少し違う明日への一歩か
今日から明日をつなぐ続きの一歩か。
きっと皆、違っているけれど続きの一歩なんだろう。

「トラ屋帽子店」の「はじめの一歩」という歌を思い出した。

ビデオを手にレストランに向かう兄妹、
幼馴染の話、
オムレツをつくる青年の話が好きでした。

静かな調子が続く作品は宮下さんお特徴。
ちょっと物足りないと思うのは好みの問題でしょうが、
もう一つ何かが足りない気がした。

個人的には
お客様を迎えるマダムの視点が欲しかった。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

blogram投票ボタン

 

誰かが足りない (双葉文庫)
宮下奈都
双葉社

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読み物2017年」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事