面白かった。
ずっと前に高校生だった私にも共感できた。
若い人の書く文章は国語的でない、ように感じる。
そこがいい。気持ちを素直に文字におとしていく感じ。
音楽みたい。いいなぁ。爽やかだなぁ。
いい大人が不倫を純愛とか言って
児童文学のようだとか言われて喜んでいるのとえらい違いだ。
これがわからないあなたはオシャレじゃないと言われているようで不愉快。
そんなことより、
桐島クンよ、桐島クン。
この話の中に桐島クンが部活を辞めることによって
直接的、間接的におこる高校生の心の波紋が描かれている。
けど本人は出てこない。
驚いたのは女子の描き方がうまい。
たぶんピシャリとはまっているだろう。
ダサくなりたくない、ひとりになりたくない、女子特有の粘着質。
毎日、髪型のことばっかり考えていた。
制服もダサいなりに考えてたな、
ポケットの位置変えたりして。
今の子はお化粧のことも考えるんやね、忙しいなぁ。
類は友を呼ぶ、で、よく似たもの同士がくっついていくけれど、
結構中身で思っていることは
見た目と違う子同士がおんなじだったりするんだな。
どの場所にいても、どの位置にいても、
本当に好きだと思うことをきちんとやってる子はいる。
そうでない子はそういう子を、
大きな声で「ダサイ」と言いながら
見ないようにしながら
気づいていないけれどその光におびえる。
涼也のような光にイラつく。
宏樹、くんガンバレ。
人に対する感覚の違う女の子とは付き合わなくてヨロシ。。
実果ちゃんはちょっときつかった。
その後を案じちゃうよ、大丈夫かな。
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