球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

聴いて聴いて

2006-12-17 | 技術
今日はクリコンを聴きに行った。
その前はクレルヴォを聴いていた。
その後はレニングラードを聴きながら帰った。
今はシェーンベルクの室内交響曲を聴いている。

したことを書くなら、そういう日。



クリコンの話。
申し訳ないんだけど、毎年の演奏がどうだったとかあんまり憶えてない。
だから、演奏がどうだったのかと言われるとあまりよくわからない。
客として行くのも実は二度目、多くない。

プログラムの印象として…曲数が多い。
曲数も多いが、それよりも作曲家の多さに目を惹かれた。
自分たちが弾くかどうかはともかく、その選択肢の多さには舌を巻いた。
僕ではこんなプログラムは組めないだろう。

今回は(前回は知らないんだけど)僕の知っているクリコンとはだいぶ趣向が違った。
まぁ自由な感じなのだけど…。
そういえば、チャペルにある十字架はなんで下が長いんだ?

クリスマスと銘打ってあるだけにバロック調の曲が殆ど。
聴きながら、昔の音楽はなぜ弓の機構に従って弾いているだけで
『らしい』音になるんだろうとか思った。
恐らく物理的な都合であって、音の都合で弓を作っていたわけではないはずなのに。

…といった具合に、『らしい』と感じるセンスについて見直す。
割と多くの人が持っているだろうものだけど、つくづく不確かなものだよね…



誰かと打ち合わせをして行ったわけではないので
前後の時間が空白になることは覚悟していたんだけど、
色々な人がよくしてくれてそれなりに楽しくやらせてもらった。

以前『僕は出待ちが大嫌い』と書いたことがあったと思うけど、
今後は待ってみてもいいのかも、と思うようになった。

目が合ったみなさん、お疲れ様でした。
(会話をしていない人もいるのでね。)
コメント
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