球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

プロの理解する正義

2006-12-26 | マジメな話
最近触れたもの。
その内容に一部良い(気に入っている)ところがあったのでそれを書いてみようと思います。
(最近長文を書いていないせいで、思っていることを搾り出す作業が鈍になっている、これは死すべきことです。)
最近挽く暇がなかった豆を挽きながら。今日の豆はグアテマラです。

決まった時期に製品を出せなければ、乗り遅れてしまいます。
利益が上げられません。しかし、僕は、今出したらその製品が火を噴くことを予感できます。
上からは、なんとしてでもこの時期に出せといっています。
逆らったら、僕は首かもしれません。
しかし、それは罪のないおじいさんや少女の白目を剥かせるような光をみせるかもしれない。
遠くない未来に私の生活をぶち壊しにするでしょう。

さあ、私は、どうする????
チャレンジャー号事件を見ながら、よーく、考えて。
(上の話は、さすがに僕の仕事のことではありません。
 常に僕の仕事のことでもあるともいえますが。物語です。)



1長いものに巻かれよう。仕方がないじゃないか。
早くしろって言ってるの俺じゃないし、何か起きたら彼らのせいだ。

2ふざけるな。俺は、そんな不完全なものを世に出すことは許せない。
いくら首と言っても、俺は全力で抵抗をする。
可能な限り、悲惨な事態にならない努力をしてやるさ。

アナタは、"実践理性"ではどっちを選びますか?

まぁ、なんと考えようと、その人が正しいと思ってしたことならば、
その人がしたかったことならば、いいじゃないですか。
なんて言うのも、まぁ勝手。

だけど、1を真っ先に選ぶようなのはさすがにちょっとなんで生きているのか
あまりにダッセェ意味をつけていますね。
2を選んでおきながら"悪いことだから"くらいの理由しか答えられないダサさはそれ以上ですが。
多分、そう思ってないですよね。

で、あなたが技術者であったら、このような事態になったときにどうする?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする