球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

ひどくありふれたホワイトノイズをくれ

2007-10-01 | たぶん難解な話
自律神経失調のOctoberの中にうずもれて、2007後期、始動。
急激な気温変化に鼻が悲鳴をあげながらも、涼しい季節が始まった。
何かの始まりにはふさわしい、変化。
僕の着る服は変わらなかったが、皆の着る服は長袖になっていた。



ところで胎児は、母親の胎内にいるときに
ホワイトノイズのような音を聞いているという話を聞いたことがある。
人間の体内で、なんで高周波な音が聞けるのだろうね。

人間の表情のピラミッドのちょうど中心にあるのは微笑、という話は
以前したことがあっただろうか。

多分だけど、人類が今の霊長類ヒト科たりえる存在になった頃は、
人間の聴覚のピラミッドのちょうど中心にあるのはホワイトノイズだったんじゃないかと思う。
雨の音に似た、川の音に似た、滝の音に似た、水の音に似たホワイトノイズ。
デジタルTVの台頭によって昔より聞きにくいものになってしまった。

ずっと耳が痛いほどの静寂にいると気が違ってくるのは、
静寂=バランスのとれた状態ではないからなんだ。

僕はヘッドホンをしながらそのノイズに身を任せ静かに眠る…







コメント
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