※昨日の話の続きは後半に。
秋になったらまた体質がちょっと変化して、すこし読書に興味が向くようになる。
それを思うと、タイトルみたいなことを思う。
緑の髪を持ち、緑の肉体を持ち、歯茎まで緑色で、
乳房はあるが乳首がなく、
流すしょっぱい涙にはクローン培養作用があるような、そんな人魚。
一人のサルベージ稼業の男の人生を終わらせた、無垢な(と信じたい)人魚。
そんなものは、今期は少し持ち歩いてみたいのだった。
ちなみに"マーメイド"で検索するとイの一番にソープランドが出てくる。
どうなってんだこの世の中。
◇
ということで昨日の続きの話をしよう。
カリカチュアとパロディの話だった。
人は周りにある面白いものをネタにする、という導入部。
そして、その中にはしばしば皮肉や風刺が含まれている。
それと昨日見た"世にも奇妙な~"をつなげたいのだった。
(具体的なネタバレはしていませんが、概要は殆ど書いてます。)
松下由樹が主演であった小噺"ゴミ女"。
彼女は今に至るまでに、様々な目的でいろいろな"もの"を捨ててきたのだった。
(それを持っているというステータスにクラスメートが嫉妬したため)いじめられたくないために筆箱を捨てた。
そして一緒の筆箱を持っていた友達の気持ちをゴミ箱に投げた。
将来性のない元彼のしがらみを断ち切るために時計を捨てた。
将来性がないながらもなけなしの金をもって彼女へ贈り物をした彼の心をゴミ箱に叩きつけた。
自分が認められたくて必死に取材し、それを手帳に書き留めた。
しかし自分が書いた記事は権力者とカンでいて、上から儚くもみ消された。
昇進と引き換えに。
…彼女は、無駄な努力の象徴であった手帳を捨てた。
同時に、"好きなことを書きたい"という自分の気持ちを捨てた。
しがらみが怖くて、そのしがらみをモノに託して、それを捨てれば自由になれると、
多分思っていた。
しかし、そういった廃棄物を全て拾って、人の捨てた人生を管理していると吹聴する婆さんが現れた。
ゴミだらけに見える家だが、見る人が見ればそれは痛々しく忌まわしい記憶の山。
それらのものを婆さんから見せられ、彼女はどうしたか…?
最初はショックを受けた。もちろんだ。問題はその後。
そこでようやく話は僕の話とつながる。
彼女は今まで"やむを得ず"ものを捨てることになったが、
そこでの経験を経て、"積極的にものを捨てる"ことを覚えたのだった。
彼女はばあさんの家にある、自分が捨てたものを見て、不敵に微笑む。
さあ、"積極的にものを捨てる"ということを絵に描いてみようじゃないか。
秋になったらまた体質がちょっと変化して、すこし読書に興味が向くようになる。
それを思うと、タイトルみたいなことを思う。
緑の髪を持ち、緑の肉体を持ち、歯茎まで緑色で、
乳房はあるが乳首がなく、
流すしょっぱい涙にはクローン培養作用があるような、そんな人魚。
一人のサルベージ稼業の男の人生を終わらせた、無垢な(と信じたい)人魚。
そんなものは、今期は少し持ち歩いてみたいのだった。
ちなみに"マーメイド"で検索するとイの一番にソープランドが出てくる。
どうなってんだこの世の中。
◇
ということで昨日の続きの話をしよう。
カリカチュアとパロディの話だった。
人は周りにある面白いものをネタにする、という導入部。
そして、その中にはしばしば皮肉や風刺が含まれている。
それと昨日見た"世にも奇妙な~"をつなげたいのだった。
(具体的なネタバレはしていませんが、概要は殆ど書いてます。)
松下由樹が主演であった小噺"ゴミ女"。
彼女は今に至るまでに、様々な目的でいろいろな"もの"を捨ててきたのだった。
(それを持っているというステータスにクラスメートが嫉妬したため)いじめられたくないために筆箱を捨てた。
そして一緒の筆箱を持っていた友達の気持ちをゴミ箱に投げた。
将来性のない元彼のしがらみを断ち切るために時計を捨てた。
将来性がないながらもなけなしの金をもって彼女へ贈り物をした彼の心をゴミ箱に叩きつけた。
自分が認められたくて必死に取材し、それを手帳に書き留めた。
しかし自分が書いた記事は権力者とカンでいて、上から儚くもみ消された。
昇進と引き換えに。
…彼女は、無駄な努力の象徴であった手帳を捨てた。
同時に、"好きなことを書きたい"という自分の気持ちを捨てた。
しがらみが怖くて、そのしがらみをモノに託して、それを捨てれば自由になれると、
多分思っていた。
しかし、そういった廃棄物を全て拾って、人の捨てた人生を管理していると吹聴する婆さんが現れた。
ゴミだらけに見える家だが、見る人が見ればそれは痛々しく忌まわしい記憶の山。
それらのものを婆さんから見せられ、彼女はどうしたか…?
最初はショックを受けた。もちろんだ。問題はその後。
そこでようやく話は僕の話とつながる。
彼女は今まで"やむを得ず"ものを捨てることになったが、
そこでの経験を経て、"積極的にものを捨てる"ことを覚えたのだった。
彼女はばあさんの家にある、自分が捨てたものを見て、不敵に微笑む。
さあ、"積極的にものを捨てる"ということを絵に描いてみようじゃないか。