球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

子供に聞かせる8bitの絵本

2007-10-11 | マジメな話
こんばんは、体調不良により一日空きましたが予告通りタイトルに書いたような話をしましょう。
自分の得意分野から話をつなげていこうという例のアレです。

多少のカンと知識を持っている人ならお分かりと思いますが、
8bit…といえば、家庭用ゲーム機の発展の原動力となった"ファミリーコンピュータ(以下FC)"ですね。

8日の記事では絵本の話をしました。
近年発売されるゲームソフトの数々は、確実に
その分野の"映画性"を進化させ、"絵本性"を退化させています。
映画は動的であり、絵本性は静的である相違があります。

最近はオールドゲームの動画などが上がっているサイトがあるため、
体の具合が悪く画面を見るくらいしか気力が出ないときには
よくその手のサイトにお世話になります。

見ながら、"こんなに拙い音楽、こんなに不完全な絵なのに、なんでこんなに胸が熱くなるのか…"と思います。
僕の場合は、"記憶との相互作用"がその牽引役です。

おっと、話題がぶれそうになっているので閑話休題。



絵本の絵がリアルでないからといって、それは必ずしも欠点にはならないどころか
長所にさえなるでしょう。

それと同じ要素がFCにはあって、後は想像力で補えていました。
いや、自分の好きなように想像することが最も楽しいことだったかもしれません。

子供は母親(というイメージ)に絵本を読んでもらいます。
僕が子供の頃もそうでしたし、今でもそうであって欲しい。
…それとも、英語のテキストなんか読んじゃっていたりするのかな?

それはともかく、FC世代として育ってしまった僕、
プログラマー(脚本家)にずっと絵本を読まされ続けてきたわけ。

小学校高学年~中学生になったら絵本なんてあまり読まなくなってしまう。
それは"絵本"が子供向けのアイテムだからではなく、
製作に手間がかかるため長編に向かない特性を持っているからだと思います。



そんな育ちのため、僕は絵本的なものの表現法が好きです。
映画が悪いとは言っていないけれど、近年のエンターテインメントは
ジャンルが変わってきているなぁ、とは言いたい。

ちなみに、僕は近年のフルボイス傾向はあまり好きではありません。


…あまり身のある話ができませんでしたが、今日の話は以上。
次回はね、"昔に戻るということ"という話です。多分短編。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする