引っ越したことで図書館が近くなり、結果図書館が徒歩圏内になった。
開館中に足を運べることは稀だけど、まあそれは今は置いておこう。
とにかく、斎藤秀雄氏のメソッドについて語る対談集が目に付き、
それを読むことにした。
◇
基礎とは無意識で必然的に…
日本の大チェリスト達の対談という体裁で話が進んでいく。
右手の手首を上げさせる人、とか、
エチュードの最初の一音で30分弾かされるとか、
そういった話が延々と書いてある。
自分で決定した、自分で選び取った音を出せなければ、
無意味である、とか。
だからエチュードも最初の音に30分だってかける。
そこで自分と比較することに意味があるのかないのかはわかりかねるけど、
先生とかについていないと、案外そういう基本的(と世間で言われていること)なことが
見えなくなってしまうことがあるようで、
古臭さもなく新鮮な気持ちで読むことができた。
日本を代表するようなチェリストですら、
そういう地道な練習を積み重ねてきた。
あるいは、そういう地味な練習を積み重ねて、
"演奏家"と名乗るのに恥ずかしくない技量を身につけた。
そうか、そうだよな…と思い、
今日は指板を見ずに親指で上のCを取る練習をしばらくの間していた。
開館中に足を運べることは稀だけど、まあそれは今は置いておこう。
とにかく、斎藤秀雄氏のメソッドについて語る対談集が目に付き、
それを読むことにした。
◇
基礎とは無意識で必然的に…
日本の大チェリスト達の対談という体裁で話が進んでいく。
右手の手首を上げさせる人、とか、
エチュードの最初の一音で30分弾かされるとか、
そういった話が延々と書いてある。
自分で決定した、自分で選び取った音を出せなければ、
無意味である、とか。
だからエチュードも最初の音に30分だってかける。
そこで自分と比較することに意味があるのかないのかはわかりかねるけど、
先生とかについていないと、案外そういう基本的(と世間で言われていること)なことが
見えなくなってしまうことがあるようで、
古臭さもなく新鮮な気持ちで読むことができた。
日本を代表するようなチェリストですら、
そういう地道な練習を積み重ねてきた。
あるいは、そういう地味な練習を積み重ねて、
"演奏家"と名乗るのに恥ずかしくない技量を身につけた。
そうか、そうだよな…と思い、
今日は指板を見ずに親指で上のCを取る練習をしばらくの間していた。