囁きは夜更けと共に

今日のイベントは2つあった。

・友人とバレエ鑑賞
　Bunkamuraオーチャードホールにてプロコのシンデレラ鑑賞。
　以前も観に行ったことがあったため今回は細かいところに注視して、
　時計の針の動きやオケの動きに注目した。

　男女の甘い夢は21:30に花開き　60分後に幕を閉じた
　喜びの雄々しき咆哮は15分に亘って続き
　恥じらいとときめきの返歌もまた15分に亘って続き
　そこで上気した頬を冷やして大河の如く人と時間は流れた
　
　（訳）　
　背の小さい女の子に恋をしたなら、21:30から1時間に亘って
　愛を囁き求愛しなさい。自分が王子になったような気がして、
　それ以上に彼女がシンデレラのように見えて、勘違いにまみれた
　仰々しくも一度きりの人生に恥じない恋愛が出来ます。

　小柄なシンデレラを見ながら、小柄な女の子をシンデレラのような
　演出で愛でるという発想はアリのように思えた。

　終演後の皆の笑顔が眩しくて、ちょっと涙が出かかった。


・後輩と食事
　久々に会った後輩と色々話した。
　俺が日本周遊なんてことでガタガタ行っている中
　色々世界を回っている生き方をする彼女。
　人には色々な考え方や生き方があることを再認識しつつ、
　久々に会った懐かしさ、いや、学生時代大して話し込んだことがなかったか。

　この歳になって女性に何を求めるかを訊かれる。
　考えた結果、
　"俺のちょっとファンタジーな性格を許してくれて笑顔が可愛ければよい"
　と結論付けた。どう見えるかはともかく、一応は、そんなもんだ。
　この期に及んで俺が求めているものなんて、書いても仕方がないんだけれど。