球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

人生で4回だけのこと

2009-05-15 | 技術
今日は仕事が忙しい中(=病院の後に会社に戻るという意味)
人生で4回だけのことの4回目を終えてきた。
というのは、右下部の親知らずの抜歯。
若干えらが張り気味の自分、全部生えてはきたということで。
3ヶ月そこらで3本抜いている計算なので、2本目を抜いてからが割と急ペース。
歯磨き中にオエッとなるくらい磨きにくく
いずれ虫歯になることは自明 + 年取ってから抜くのはよくない
という2つの理由で一通り抜いてしまうことを決めたのだけど、
今日の奴は"割ってから抜く"というやり方だったため
今までの中でも一番規模が大きかった。



これまでよりも麻酔の範囲が広い。
にも拘らず、昔乳歯を抜いたときのような痛みが続いて
結果的には1回麻酔を足してもらうことになった。
そして、回転する刃の音。

親知らずには二本の根があって、それを分割するために歯を縦に切ることがある。
その方が、根の方でどういう食い込み方をしていようが
根直下の神経を傷つけるリスクが減少する、ということ。
しかし、抜かれた歯は5つくらいのパーツに分かれていて原型を留めていなかった。
虫歯になっていた、というだけあって縦に切られた歯の上面部は
奇妙なマーブル模様のようになっていた。
写真は撮っていないのでお見せできませんが…

でまぁこのあとまるで生理痛のような(どうか知らないが)鈍痛と
発熱が起こり、なるほどこりゃ大変だね、という休日を過ごすことになる。
1本目のときはそりゃあドラマティックに顛末を書いたものだけど、
これだけ連続して起こると、ドラマにもならない。

ドラマティックな恋愛が月に1度も起こっていたら、
それはもはやドラマというよりは週刊誌のネタのようになってしまうのかもしれなかった。

ごめんよ、とは思うけれど、これでようやく長かった治療も一段落という
安堵も生まれてしまい、せっかく生えてきた親知らず君を親身に考えると
なんだか寂しい気持ちにもなる。

コメント
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