球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

ドラマのような恋愛

2009-05-17 | オケと音楽
最近は頭をカラッポにするための音楽を求めることから
ジャンルで言うテクノを聴くことがある。

capsuleというグループのハイカラ・ガールという
アルバムを聴きながら街を歩く。

古風な音使いと恋愛曲ばかり。
僕がたまに呼んでもらって観に行く劇団(メッテルニッヒとか)で
劇中に流れそうな音楽だ。
俺の友達であり、劇団で脚本を担当する彼女は、
折りたたまれてまだ体温の残った浴衣のように、
脚本に歴史と恋愛を、しっとりと、必ず入れるのだった。



そのアルバムの曲の中で首記の言葉が出てきた。

 冬が来て 雪が降ると 毎年思うことはね
 まるで そう ドラマのようだと思える恋に出会いたい

…なんかいい歌(音楽)なんだよね。
楽曲の良さもさることながら、こういう歌われ方をされると
素直に憧れる気が起きるのは不思議だと思った。

 "今、ドラマみたいな恋愛ブーム"

みたいなキャッチフレーズがあったら
屈託しかない表情を浮かべて 死ね、と思うんだけどね。

糸を束ねるような願いってのは繊細で素敵だと思った。
コメント
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