球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

2か月遅れで5月の瀬戸内旅行の話をしてみよう

2022-07-05 | 趣味(旅行・娯楽・読書・食)
題名の通り。
毎日分の日記をいまさら思い出して書くのも苦痛だったので
ここには旅行記を上げなかったのだが、
折角なので3つの要素にまとめて書いてみることにした。

瀬戸内旅行はどうだったか?
 見:厳島神社をはじめとしたいくつかの建造物の等の美しさに心惹かれ、
 食:各地で海産物とうどんを中心に食を楽しみ、 
 遊:穏やかな海と離島の長閑な暮らしを垣間見て心の垢を流した。
"るるぶ"の順番で書いてみた。それぞれをもう少し掘り下げる。

行路 一応かいておく。
 広島→愛媛→香川(高松→小豆島)→岡山

見:
"見"の中心は広島の原爆ドームと厳島神社。
特に前回は行けなかった厳島神社が今回見られて感激!だった。
例の鳥居が改装中だったため自分が知っていた光景と違った残念さはあったが、海に面した神社そのものの佇まいが素晴らしかった。
鳥居の撮影をしても絵になるし、鳥居を超えて海を撮影しても絵になるし、
海岸~神社を撮影しても絵になった。
普段の生活で荒んだ気持ちを洗い流してくれるかのようだった。

食:
今回は結構うどんを食べた。高松駅中と。高松駅近くのチェーン店と。
金刀比羅宮本宮の麓と。倉敷のぶっかけうどんと。
この中では高松駅付近のチェーン店(めりけんや)が一番旨かったと思う。
熱々&そこそこの腰の釜揚げうどん。
色々思ったが、とりあえず丸亀製麺はあの価格であのクオリティというのは凄いということだった。
こちらで食べたうどんは一回り旨かったが一回り高くもあったので、
逆に丸亀製麺の"格"も感じることとなった。
でも、香川のうどんは実際旨いと思う。
最後に、宮島で食べた焼き牡蠣もとても良かった。焼いてない牡蠣は普通だった。



遊:
今回多くの島に行かせてもらった。しまなみ海道のサイクリングで走ったいくつかの島。松山からローカル線+フェリーで辿り着いた興居島。香川の小豆島。興居島と小豆島については少し文字数を使ってみる。

興居島
本当は松山市観光に時間を使うつもりだったが、ふと日帰りで行ける範囲に離島があることが分かって、当日気まぐれで訪れてみた。
一応ウェブサイトで船の時間や主だった観光地が書いてあったが、我々が訪れたのは由良港。港の近くにカフェがあることだけ確認していた。
そこからレンタサイクルを借り、誰もいない海岸をあてどなく走る。
海の穏やかさと美しさもさることながら、他の観光客が全くいない静けさが最高の贅沢。車すらほとんど走っていない。
たまに防波堤の端で釣りをしている現地の方がいるくらい。
しばらく自転車を走らせた後、そんなに時間もないので港のカフェで一休みして変える算段であったが、港のカフェのお姉さんが東京出身の人ということでかなり精力的に我々(夫婦)に声をかけてくれた。現在店が徐々に増えていき過渡期で、少しずつ島に活気を与えていきたいということであった。また、この島に魅力を感じ東京には戻らないであろうとも仰っていた。
実際、静かな海と静かな暮らしに包まれるのは贅沢だなぁということを自分も感じていた。
ファーストクラスにせよ、高級料理店にせよ、人の少なさを金で買っているのだ。個人的に一押しできる場所になりました。

小豆島
自分の名字のルーツっぽい島。一泊含めほぼ一日滞在。興居島にくらべるとかなり観光地然としていたので、振り返ると有名とされている場所ほど楽しくなく、特別知られていない場所をただ流しているときが一番幸せを感じた。
なので、良かった順でいうと
町役場~映画村までのサイクリング > 希望の道 (宿泊地近くの隠れた観光地。) > マルキン醤油記念館(通りすがりの訪問。普段見ないものなので意外に良かった) > 土庄港 > オリーブ公園(場所はよかったが、人多すぎ) >> エンジェルロード(巨人でも通れるくらいの広さになっていたし、向かうバスが激混み&観光客が多すぎて風景を楽しめず、まったく良くなかった)
なお、売店でマンガの絵が描いてあってなんだろうと思っていたら
ここが舞台となっているマンガがあるようだ。東京に戻ってから読んでみた。※"からかい上手の高木さん"です
本編中では、舞台が香川であることを仄めかす表現はあったものの小豆島であることを示す描写は特になかったため、アニメ版で小豆島の光景を使っているのはあざとい印象を受けた。

島の話が長くなったのは、離島にいる時間が本当に心安らかに過ごせたから。
毎日でも海を眺めていたいんだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする