クソぉ～ぅ！

どうも！最近、引きの強さが帰ってきちゃった・・・。森です。


先日の出張の時の話。
朝8時に現地に着かなければならなかったので、前日に家まで会社の車で帰宅。順調に行けば2時間半くらいの道のりですが、ちょっと余裕を持って朝5時に出発する事にしました。

で当日の朝、車からちょっと離れた所でキーレスエントリーのリモコンで解錠ボタンを押し、車からアンサーバックが有りちゃんとカギは開きました。で、車に近づいてドアノブに手をかけようとしたら・・・　「がちゃ！」　って再びカギがかかりました。カギを開けるのがちょっと早過ぎたかなぁ？って思いながら再びリモコンの解錠ボタンを押し・・・　

「しーん・・・」

アレっ？？
再び解錠ボタンを押しても、全く反応が有りません。5分位戦ったんですがダメでした。電池切れですかね？

最早、最初にして最後のあの手段を選ぶ意外に手が有りません。みんなが寝ている朝5時にはあまり選びたくない手段ですが・・・。キーレスエントリーに内蔵されている非常用のキーでドアを開けるのです。朝5時には選びたくないこの手段の問題点は、キーレスエントリーで閉まってしまったカギを、非常用のアナログなキーで開けた場合に、セキュリティーが作動してしまい、クラクションが鳴りまくる可能性が非常に高い！と言う事です。朝の5時に・・・。でも、仕方が無いので作戦を決行する事に。
アナログなキーを刺して、ゆっくり右に回します。


「パー！　パー！　パー！」


案の定セキュリティーが作動してクラクションが鳴り響きます。そして、私はその止め方を知りません・・・。が、エンジンさえかかれば鳴り止むだろうと思って、サクッと座って、ブレーキを踏み、エンジンスタートボタンを押します。
とりあえず、クラクションは鳴り止みました。ふぅ～～～。

が、エンジンがかかってくれません。Pレンジに入っている事を確認し、もう1度ブレーキを踏み直し、スタートボタンを押します。

「しーん・・・」

インパネには、リモコンが車の近くにない事を主張する、黄色いキーに斜線がかかったマークが点滅しています。
このタイプのキーレスエントリーは、リモコンが発する電波を車がキャッチして初めてエンジン始動のスタンバイ状態に成るんですが、そのリモコンが電池切れで自己主張が出来ない状態で・・・。

「クソぉ～ぅ！」
ジャック・バウアーの声真似をして、リモコンを助手席に投げつけますが、当然事態は一向に解決に向かいません・・・。
とりあえず、出張先に電話して言い訳でもしようかと、ケータイを握ってみましたが、まだ朝の5時過ぎです。迷惑と言うよりも、誰も電話に出てくれないでしょう・・・。

空は白んできて夜明けが近づいてきます。
エンジンはかかりません。
えらく寒いです。

ふっと気づきました。電池は温めれば多少回復しますから、とりあえずポケットにリモコンを入れて見よう！
って事で、とりあえず寒さに耐えます。途中、耐えきれずにブレーキを踏んでみますが、黄色いキーに斜線がかかったマークが・・・。
「クソぉ～ぅ！」

そんなこんなで10分位過ぎた頃、ブレーキを踏んだら黄色いキーに斜線がかかったマーク出ず、スタートボタンにも緑ランプが点灯！スタンバイOKです！そしてエンジン始動！
とうとうエンジンがかかりました♪時間は5時17分。順調に行けばまだ間に合う時間です。


で、会社に車を返す時に、かくかくしかじかと説明をしたら、
「ちょうど来週が車検でねぇ～。そろそろ電池交換しなきゃとおもってたんだ・・・」
って・・・。
「クソぉ～ぅ！」



因みに、こうやると電池切れでもエンジンをかける事が出来るんだそうで・・・