ハンドリングの命の部品、ステムベアリングです。
こちらのバイクは2年前にグリスアップしてありましたので
全然問題ない状態です。今回ベアリングのガタが少し出て
いましたので交換しました。ステムヘッドというのは以外に
熱が伝わるところです。(このベアリングが入っている所)
気がついたらグリスがいなくなってたりします。
贅沢を言いますと2年に一度、少なくとも4年に一度は
グリスアップしてあげたいですね。
ここに付けるグリスが難しいのです。グリスによって
ハンドリングが変わります。柔らかい滑りの良いグリスを
使うとハンドリングが軽くなりすぎ、硬いグリスを使うと
ハンドリングが重くなる。夏と冬で硬さのが変わるグリスを
使うと、夏と冬でハンドリングが変わってしまいます。
熱に強く、適度な粘りけを持ったグリスがしっとりとした
ハンドリングを生み出してくれます。
使う場所によりグリスは使い分けますが、適材適所で良い
仕事をしてもらってます。
乾燥し過ぎてひびわれないように潤いを保ちましょう。