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いやんうつさないで 風邪ではありません。

2010-01-22 03:28:00 | メンテナンス








フロントフォークを支えている三つ叉です。錆びてましたので

綺麗にしました。見えないところに病気が潜んでる典型です。

こちらのバイクは倒立フォークの為インナーチューブに錆は

移りませんが、正立フォークの場合はインナーチューブに錆が

移ってしまいます。錆びたインナーチューブを取り替えても

こちらに錆が残っているとまたすぐに錆びてしまいます。

風邪も錆びもうつされない方が良いですね。

気を付けましょう。



乾燥注意報 適度な潤いを。

2010-01-22 03:11:00 | メンテナンス











ハンドリングの命の部品、ステムベアリングです。

こちらのバイクは2年前にグリスアップしてありましたので

全然問題ない状態です。今回ベアリングのガタが少し出て

いましたので交換しました。ステムヘッドというのは以外に

熱が伝わるところです。(このベアリングが入っている所)

気がついたらグリスがいなくなってたりします。

贅沢を言いますと2年に一度、少なくとも4年に一度は

グリスアップしてあげたいですね。

ここに付けるグリスが難しいのです。グリスによって

ハンドリングが変わります。柔らかい滑りの良いグリスを

使うとハンドリングが軽くなりすぎ、硬いグリスを使うと

ハンドリングが重くなる。夏と冬で硬さのが変わるグリスを

使うと、夏と冬でハンドリングが変わってしまいます。

熱に強く、適度な粘りけを持ったグリスがしっとりとした

ハンドリングを生み出してくれます。

使う場所によりグリスは使い分けますが、適材適所で良い

仕事をしてもらってます。

乾燥し過ぎてひびわれないように潤いを保ちましょう。



根性は曲がってますがフロントフォークはまっすぐにしてます。

2010-01-22 02:48:00 | メンテナンス









フロントフォークをまっすぐ並行に組み付けるのは、簡単な

ようで以外と難しいんです。分解して組み立てればまっすぐに

なってると私も昔は思っていました。フォークのオイル漏れを

直したのにまた漏れるとか、直進状態でブレーキを掛けている

のに右にとられたり、左にとられたり。ブレーキを掛けると

ABSのようにキックバックがブレーキレバーにきたり。

右と左で曲がりかたが違ったり、ブレーキが引きずったり。

フロントフォークの芯が出てないだけで色々な症状が出ます。

新車でも結構芯が出てなかったりしますので、納車整備では

要注意項目です。

根性もフロントフォークもまっすぐが一番ですか。 clap



2年に一度はお風呂に入りたい?

2010-01-22 01:53:00 | メンテナンス


意外と普段見てもらえないスプロケットカバーの裏側。

外してみると凄いことになってたりします。

ヘドロのような物はみんなチェーンから飛んでくる

かすなんです。これが悪さをするんですね。

左上に付いている棒はプッシュロッドと言います。

この棒を押すことによってクラッチが切れます。

プッシュロッドも錆び始めてますので、綺麗に

しておかないと向こう側のオイルシールを傷めて

オイルが漏れてきます。




真ん中のへこみでプッシュロッドを押します。

かなり汚れてます。これが悪さの原因です。



分解したところです。ヘドロがシールの所までいってます。

クラッチを握ったり離したりする毎にこのピストンが往復

運動をします、その時にチェーンのかすを飲み込んでいきます。

クラッチオイルが黒く汚れている、オイルを換えてもすぐ汚れる

場合は要注意。最悪クラッチレバーが動かなくなります。

油圧クラッチの弱点と言えば弱点。

バイクによりますが、ならない構造の物もあります。



お風呂に入り組み立てたところです。すっかり綺麗になりました。



スプロケットの回りも綺麗にして。



このバイクは特に問題児なのでユーザー様に教わって作りました

対策部品を追加します。具体的名称はまずいのでBUSAということに

しておきます。 good

あとは組み付けてエア抜きをして完成です。

少なくとも4年に一度は必要でしょうか。

クラッチが軽くなって気持ち良いものです。