土曜日(10日)の朝、ガレージを開けて、椅子に座り、PCを立ち上げて、隣の宅急便の自販機で仮面サイダーを買い、飲みながら今日注文しないといけない部品を拾い出していると、ガレージの電話が鳴りました。
ご近所の番号でもなく、見慣れない番号で、誰やろ?と思いつつ受話器を取ると……
この後、実際には自分のような若輩者に対して、勿体ないくらいご丁寧にお話ししていただいたのですが、なにぶん舞い上がってしまって詳細に覚えていないのと、まぁ大体こういう流れやったということですみません
「もしもし」
「松尾さんですか?」
「はい、そうですが……」
「私、和歌山といいますが」
「え和歌山て……和歌山利宏さんですか」
「はい、そうです」
そうです。古くはヤマハの社員ライダーとしてXJ750改でTTF-1に出場し、現在のYZFR-1に続くヤマハ4ストレーサーの礎を築き、ヨコハマタイヤの開発ライダー、「ライダーのためのバイク基礎工学」を初めとする著書の出版、現在も、会社員なら定年も見えてきている年齢とは思えない位の若々しさで、バイク専門各誌で見ない月は無い位活躍されている、二輪ジャーナリストの和歌山利宏氏でした。
御存知の方も多いと思いますが、和歌山氏も奈良高専OBで、とある教官の退官記念パーティーの席で、「こんな後輩いてるで」みたいな話があったらしく、その後ネットでホームページを発見、連絡していただいたとのことでした。
青天の霹靂?寝耳に水?藪から棒?棚からボタモチ?なんて表現すればいいかわかりませんが、舞い上がってなんか逆に、べらべらとしゃべりまくってました
高専祭の時、ツレから「和歌山さん中田研に来てはるで」と教えてもらったものの、実行委員会をしてて、会いに行けなかった事とか、全日本にメカニックとして参戦していた頃、和歌山さんも解説をされていて、サーキットでよくお見かけしていたけども声をかけさせてもらうタイミングが無かったとか、ついさっき、ビッグマシン9月号の「左右非対象ライディング」(和歌山氏の最新のライディング理論)を読んで腰ひねってたとか、とにかくべらべらと
受話器置いてから、なんか失礼無かったかと冷や汗たらたらでした
まだ4ヶ月を残してモトマッツ今年最大のニュースに決定ぽいです