5月27日、マン島TTレース予選中のアクシデントで、松下ヨシナリ氏が亡くなられました。
クローズドサーキットにおいては安全対策もかなり進められ、装備の安全性も上がってきているとはいえ、レースが一歩間違えば命を落とす危険なスポーツであることに違いはありません。
だからこそF1パイロットやGPライダーが讃えられるわけでもありますが。
その中でもさらに危険な、転倒=死とも言えるセーフティゾーンの全然ない公道レース、現在新たに開催されることはあり得ないようなレースが存続を議論されながらもなぜ続いているのでしょう?
それはマン島TTが伝統のレースという事以外に理由はないでしょう。
先に書いたように欧州では一流レーサーの地位はとても高く、日本ではレースファン以外には「あれ誰?」と言われてしまう日本人GPレーサーもヨーロッパでは超VIP(サッカー日本代表欧州組よりも上)です。
そんなレースに理解のない日本でマン島TTを理解するには……伝統の祭りを想像すればいいかと思います。
諏訪大社の御柱祭、岸和田のだんじり……いくらでも出てくると思います。
学術的に見て生物の基本はメスであり、オスとは種の保存のため異なるタイプのDNAを運ぶためだけのものでしかないらしいです。
それが人として意思を持ち、男となりその存在価値を求めた時、世を支配するとか、命を懸けて危険に挑むとかいう様な行動になったのかもしれません。
松下氏は正に男の中の男でしょう。
亡くなられたことは残念極まりなく、周囲の方の悲しみを考えると胸が痛みます。
しかし、敢えて言わせてもらいます。
ブレイブな松下氏に乾杯!
まず、忍者カマキチくんは第3戦から参戦でした~
今回は井上は予選クリアラップがなかったりで19番手でした。ただ、かなり上位までタイムが接近してるので期待は持てそうでした。
そしてスターティンググリッド、今回もまたヤツがすぐ後ろに(笑)
松谷君です。
決勝は赤旗中断が2回もあり(詳しくは松谷君のブログ「国際ライダーへの道」で←手抜き(笑))再々スタート周回数8周となりました。
スタートもよく、徐々に順位を上げてきて、残り2周、ヤツが後ろから……
どうやら早い周回で井上を抜きにかかったところで失敗(詳しくは同上)少し遅れてまた追い上げてきたようで、前回のキョウリュウレッドから変わり、今回はええところで前に出る「ビートJスタッグ(Jは樹液のJ)」化して抜いていきました。
レース終了後ピットからの下り坂(今回は西コースでピットとパドックが離れてます)を下りきったところでヤツを待ち伏せして「アホー!」と言ってからパドックに戻りました(笑)←聞こえたかどうかは定かではない
どうやらこの先も絡みそうな気配です。
もう今週末は第2戦、という時期になってやっとサンデー第1戦の報告です(汗)
ちなみにタイトルは第1戦の井上の心境(本人談)
決勝の前~決勝の後~です。
今回リバイバルはYZF前モデルのナショナルとのダブルエントリー組もあり、予選2組で予選落ちあり、ナショナルは予選1組で予選落ちなしと、去年までと逆転しました。
井上は予選A組で3位、2位選手が失格で2位に繰り上げ、そしてA組終了直前から雨が降り、コンディションが変化したので、各組頭取りとなり予選3位が確定しました。
PCのフォルダ内ではちゃんと縦になってるのにブログに挿入すると横になって、回転の方法がわからないという体たらくまた勉強しときます
というわけで前には誰もいてません。路面はウエットで、スタートがうまくいけば、あとは前でおらおらブロック走法で(笑)いけば表彰台も……
しかし現実は甘くなかったレインタイヤが使い古しのカスカスだった上にスタート直後の1コーナーで前にいたマシンが転倒、さらにダブルエントリー組がリバイバル決勝直前に同様コンディションでのナショナルの予選があり、有利であったこと等で見事な追い下げを演じたのでした。
そして、代わりというわけでは無いですが、井上のすぐ後ろのグリッドにいた松谷君が「あれるぜ~!!止めてみなっ!!」とキョウリュウレッド状態でベストタイムのおまけ付きで3位表彰台をゲットしたのでした。
残念ながらダブルエントリーしていたナショナルではゾーリ魔になってましたが(爆)
雨の予報だったこの日曜日、どうやら雨が早くなり晴れそうなので、二人とも…プラス忍者カマキチくんも(笑)がんばれ~