まず一つめの「こ、これは~っ!!」です。
全集にわたりこの状態で、手でまっすぐにしようと思ってもびくともしません。完全に使用限度超過です。
当然ながらスプロケットの摩耗もかなりのモノです。
特にこだわりのないY氏ですので、スプロケットは純正、チェーンはDIDを使用しました。
当ガレージのお奨めはEKチェーンなんですが、EKの250ccクラス向け428サイズは、ジョイントがセミプレスクリップタイプ(継手ピンと継手プレートがセミプレスフィットのクリップジョイント)になってます。強度的にはなんら問題は無いのですが、純正のドライブスプロケットには、消音用ダンパーゴムがついてます。
そのため、万が一のこと(ダンパーゴムがクリップに干渉して外れやすくなる可能性)を考え、428スタンダードグレードもカシメジョイントのDID(ちなみにRKもカシメです)をチョイスしました。
ここで二つめの「こ、これは~っ!!」
ドリブンスプロケットの梱包を開いたら……画像をどうぞ(笑)
かなりのバリがあるのがわかるでしょうか?
裏側にまでバリが回り込んだまま残ってます。
純正のスプロケットは、プレスで打ち抜いて作っています。
そのような製品は裏側にはバリ(というよりカド)が出ていて、本来ならキレイに面取りしたいところなのですが、量産品はそういう手間をかけるわけにもいかず、特に支障が無ければそのままです。
ただ、このスプロケットのバリは、打ち抜きのバリではなく、打ち抜き後の仕上げの削り加工でのバリの様な感じです。
「取り付けて一回動かしたら取れてしまうがな」ってとこなんでしょうが、メーカーさんには(あえてヤ◎ハさんにはとはいいません(爆))もうちょっと気を遣ってほしいところです。
もちろんバリはヤスリできれいに取ってから取り付けました。