ハゲ仙人うだうだ

奈良の端っこ、宇陀の榛原でのんびりバイク修理ガレージをやってるおっさんがうだうだ言うてます

ここまでハゲたらもう(;´Д`)

2024-12-03 00:11:17 | バイク
↑仙人のことではないです(笑)

去年の春に「ハンターカブに乗換えたいからこれ買って」という事で友人の所からうちに来た1年落ちのクロスカブくまモン号、来た時走行約400キロやったのが1年半で

6000キロ超えたんですが、リヤタイヤがスリップサイン出かけでそろそろ交換時期、フロントもまだ溝はあるもののかなり段減りしてるってことで前後タイヤ交換しました(^^)
純正装着のIRC GP-5

から
ダンロップD604


ダンロップのオフロードタイヤの中では1番オンロード寄りのやつでクロスカブ用サイズはこれしかないんやけど、確かにブロックデカくてオンロード寄りやなって感じではあるものの、溝も結構太目でオフもそれなりに大丈夫かも?
まぁオフは足出してゆっくりヨタヨタして走るだけなのであんまり関係ないか(笑)

で、交換ですが、うちはタイヤチェンジャーとかないのでタイヤレバーを使って手作業です。
基本リムプロテクターを使って傷が付きにくい様に作業しますが、大してこじらなくても外れるサイズのタイヤ、レバーも傷の付きにくいしゃもじレバー、つかそもそも自分のやから別にキズ付いたって無問題ってことで、リムプロテクター使わずにチャチャっと交換します(笑)
フロントは



初めにレバー噛ました辺りの塗装がハゲて「このサイズやからそんなにこじってるわけでもないのに塗装めくれるんや(・o・)」とは思ったけどまぁ想定内。
次にリヤの交換、レバーのかかってる所だけやなくてその横の所もペリッと塗装が(・o・)
その後はこじてる所だけやなくてタイヤのビードがリム乗り越える時にペリッとアチコチで塗装が浮いてくる(;´Д`)
新しいタイヤ組んだ後リム部分ウエスで拭いたら、めくれかけの部分からペリペリっと広がって最終的に

こんな感じに。
いやこのめくれ方全然塗装の足ついてないやん(;´Д`)(笑)
これはリムプロテクター使っててもめくれる仕様。
フロントはちょっと塗装弱いんかな?とは思ったもののそこまでひどくなかったので、個体差もあるんかも?
でも今後クロスカブのタイヤ交換のお客さん来はった時にはどうしよ?(;´Д`)
自分のやから「ここまでめくれたら逆にいい模様やわ」て笑ってられるけど(^_^;)



確かに嫌な予感はしてたけど(;´д`)

2019-06-30 13:16:00 | バイク
ヨーロッパ某国製のバイク、転倒でステムやなくてフレーム側のハンドルストッパーが潰れたのを治すためにフレーム単体に。
破損状態結構キツめで難しそう……つかそもそもうちにはアルゴン溶接機無い(笑)ので、困った時のバトル頼み、バトルファクトリーさんで溶接してもらい

エンジン積み込み作業にかかったんですが……
この車両のエンジンマウントは


まずエンジン左側のマウントを締め付けて位置決め(大体のバイクはドライブスプロケットが左側にあるので左側が基準になります)その後右側のマウントを締め付けます。
右側のマウント穴は少し大きくて

そこに

こんな2つのカラーを

こう合わせてマウント穴に挿入

この状態てボルトを締め付けていくと、カラーがエンジンに突き当たったあと、割りの入っているカラーに拡がる力がかかり、フレームには無駄な曲げの力が加わらずなおかつしっかりエンジンをマウントする事ができるようになってます。
ちなみにR6も同じ方法のマウントです。
右側のマウント穴は、先の位置決めカラーがガタ無くピッタリ収まるように機械加工してあります

が、そのうち1つのマウント穴はおそらく加工前の寸法が大き過ぎて削り代がなく、加工部に塗装が残っていてカラーを差し込んでもちょっとガタがあるような状態、

外す時にもカラーが変に広がって割りの部分がフレームに食い込んでしまってるような状態でもあったのでなんか嫌な予感はしてました(^_^;)
全部で片側4点のマウントなので、1ヶ所くらい緩めで大丈夫かな?その部分の締め付け緩めにした方がエエかな?とは思いつつ「まぁちゃんとトルクかかってたし、もし変にこじてカラー潰れてもカラーだけやったらとりあえず他組んでいって部品来てから後にでも交換できるし」と締め付けていったら、手応えが出てきてもうそろそろトルクレンチが「カチッ」て鳴るって直前に「パキッ」てちょっと違う音が(;´д`)
見事にクラックが

「本来こんなん加工不良でハネやなアカンの違うの?とも思うけど、締まるしオッケーやろ~みたいな感じやろなぁ、でもイ◯リ◯車ならもっと簡単に「そんなもんやな(笑)」て納得するけどド◯ツ車やのに……まぁ国産でも◯◯◯とか◯◯◯とか◯◯◯◯のならそんなんたまにあるしな(笑)」と若干意味不明な納得の仕方して、再びフレームだけにしてバトル行きのためにアクティに積み込まれましたとさ


これは困った(;´д`)

2019-05-05 20:37:00 | バイク
WR250Xのオーバーヒート(ヘッドガスケット吹き抜け)の修理をお預かりして腰上オーバーホールしてるんですが、カムチェーンテンショナーが……

機能に問題があるというのではなく、取り付け時に縮めてセットする必要があるのですが、そのセットが(;´д`)
まぁ組むのはまだで、とりあえず確認のために一旦セット状態にしようと、某ショップで借りてきたマニュアルを読んで方法を確認、どうやらテンショナーを縮める方向に押さえながら

ぐるぐる回転させて溝(赤の矢印)が固定用のクリップ(緑の矢印)のところに来るまで縮めてクリップを引っかけて止める様なんですが、仙人の握力では引っかかるちょっと手前でバネの力に負けて縮めきれません(≧口≦)ノ
とりあえずスムーズに動くのは確認できたので、ガスケット等部品が来て組む時までになんとかできればいいので方法を考え中です(^_^;)
R6もおんなじように縮めて止めを引っかけて固定で、仙人の握力では無理(;´д`)なんやけど、回すとかはなくてただ押して縮めるだけなので台を利用して体重かけたりしてうまいこといくんですが、それに回す動作が加わるとなると……あ、シャコ万使ってなんとかなりそうかな?
もしくは組むまでにトレーニングして握力つけるか(笑)

仙人が力無いのがそもそも悪いんやけど、マニュアル簡単に書いてくれてあるなぁ(-_-)
ヘッド外すのラジエーターとか補機類外さなくてもできる様に書いてあって確かになんとかなりそうやけど、着けたままなら絶対「やってもた~( ノД`)…」状態になりそうやし10分かそこらで外せるし外しといた方が正解やん、とか、テンショナー普通に外すってしか書いてないけど、セルモーター思いっきり邪魔やん、とか、まぁ◯マ◯のマニュアルには今まで信じて何回もやられてるから疑いながら読んでるけど……
あ、またついついバイアスかかってしまってるわ(^_^;)
誰か握力つけるトレーニング方法教えて下さい(笑)

というわけで

2019-01-20 22:07:00 | バイク
CBXのエンジン下ろし作業しました。
ハーネスやらチェーンやら外したあと、前側と後ろ上側のエンジンマウント外して

エンジンを前側に倒して

エアボックス外します。
で、どっちみちエンジン下ろすんでキャブも付けたまま下ろしてもよかったんやけど、インシュレーターも固くなってて(古さ&寒さで)外すのに結構力かけないとダメなので、一旦エンジン戻して前側のマウント仮付けして安定させて

取り外しました。

ちなみにキャブはニーグリップ部の幅を細くするためにセンターで折れてくの字になってます。

よく雑誌等で、そのためにCBXのキャブオーバーホールは(脱着や同調も含めて)CBXのことをよくわかってるベテランメカニックでないと無理!できる人は神!みたいな書かれ方してたりしてましたが、「いやいや、もちろん数増えるから時間はかかるけどVFのキャブ脱着のこと思ったら楽勝やん!」です(笑)
その後再度前側のマウントを外し、残りの1本、後ろ下側のマウントボルトも抜き取りエンジン下ろしました。

ここで他の仕事も入り、そろそろ閉店ガラガラ~の時間になってしまったんですが、このまま置いとくと邪魔でしかないので、単体106kgのエンジンを「ぅりゃあ~っっっ!!」と気合いで作業台に載せてエンジンスタンドにセットしてしまいましたv( ̄Д ̄)v

……あ、後ろにチェーンブロックが(;´д`)(笑)
車体側も場所とらないようにタンクとシート一旦取り付けてお片付け

フレームが全然見えないのでスゴい変な感じです。
さぁこの後一気にエンジンもバラバラに……といくかどうかは神のみぞ知る( ̄▽ ̄;)

そうやったんや(・o・)

2019-01-20 08:16:00 | バイク
いよいよエンジンオーバーホールすることになったCBX、今までは長年の経験と勘にあとは必要なとこだけ都度情報収集してメンテナンスしてましたが、さすがにマニュアル必要やなってことでなんとか入手して読んでて発見!

キャブの脱着、正規の方法やとエンジンマウント外してチルトさせるんや( ゚Д゚)



もう20年位前になるけど、当時まだ某自動車整備工場に勤めてる頃「エンジンかかる様にして欲しいのと、足回りビッグ1の移植して」と持ってこられ、社長が「そんなんにかかりっきりになられたらかなんから、するんなら個人的に受けてやってくれ」と言われ初めて預かった時には、普通に他のバイクと同じようエアクリーナーボックスをフレームとのクリアランス分後ろに下げて

外してました。
確かにクリアランスは狭めやったけど「6発やから外しにくさ4発の5割増しやな」位の感じで外れたような記憶が。

その後、カワサキGPX750のキャブオーバーホールした時どうしても外せず、手順問い合わせたら「エンジンマウント外してエンジン前にずらして下さい」(;゚д゚)
ネットでも色々検索してみたら「インシュレーターが新しくて柔らかかったら無理矢理抜いても大丈夫、古くて固くなってたら、潰す覚悟で無理矢理抜くか素直にエンジンずらすか」みたいな感じやったので「ホンマカワサキなんも考えてへんなぁ(# ̄З ̄)」と文句言いながら外した事ありましたが、カワサキ様スミマセンm(__)mホンダも一緒でした(笑)

それでも「GPXはダブルクレードルでマウント外してもちょっとずれるだけで難儀したけど、CBXはダイヤモンドやから簡単にずらせるしね」とホンダ擁護するホンダ教信者の仙人ですが、この先どうなることやら……