前回の予告通りジンクスについてです。
まず、井上のジンクスその1
モトマッツのステッカーを貼るとこける
どやねんて話やけど、確かに貼ったタイミングでいつもこけてるようで今回は無惨にもはがされて、仙人の乗るNSRのフロントフェンダーに移植されました
井上のジンクスその2
花房君と井上の成績は反比例する
今年国際A級に昇格、GP3クラスに出場している花房君なんですが、どうも井上とどちらかしか結果が良くないようで、今回は花房君が4位をキープして最終ラップ130Rで前方車両がコースアウト、表彰台ゲットのはずが直後に本人がシケインで転倒リタイヤとなってしまいました
前回は花房君が4位で、井上が15位、でも前々回は花房君7位で井上5位やったから、このジンクスはたいしたことないかも
そして仙人のジンクス
これは仙人のジンクスていうより、サーキット伝説的なモンですが……
サラのツナギ着たらコケる
この度ツナギを新調しました
10㎏近く増えた体重に、胸部パッドの義務化が追い打ちをかけ、金もないのに仕方なく
クシタニ西宮店小林店長、無理を言ってレースに間に合わせて頂いてありがとうございました
で、ツナギを引き取りに行った時
店長「1年間有効のメンテナンスフリーパスありますから」
仙人「雨みたいやし速攻使うかも」
店長「それはやめてくださいタマにいてはりますけど走る前に転がっといて下さい」
てように、走り出してからこけないように、走る前にツナギ着て転がっておく、あるいは土つけておくてのが儀式みたいになってます。
で、もちろん仙人もそれに倣って、走行前にピットでごろりと
それを横で見てたしんちゃんが
「松尾さん(仙人)、そんなとこやなくて、表で転がらな」
仙人「傷いったらいややし」
アスファルトの上とかなら、変に転がって、カド立ったりしたら大事なツナギに傷がいくかもやけど、ピットの中は、汚れにくいように、ツルツルのツヤ有り床塗装がしてあるので、ちょっとくらい派手に転がっても大丈夫なんです。
その床がこの後大事件の原因に
で、その後雨は小降りなものの、路面はウェット状態の練習走行、時間枠終了少し前にピットインして、もうこれで走行終了と、ピットに向けてマシンを入れようとまたがったまま惰性でピット内に……とフロントタイヤがピットに入った瞬間、体の下にあったはずのマシンが体の上に
雨で濡れたタイヤでブレーキをかけながらそれなりの勢いで例のツルツルの床に乗ったためにスリップ見事ピンフォール負けとなったのでした
幸いにもツナギもヘルメットも無事で、マシンのステップがちょっと曲がっただけですみました
その後、予選、決勝時に戻ってきた時は、ピットに入る前に一旦停止、指さし確認の励行となったのは言うまでもありません