BMW Motorrad MILEAGE RALLY 2024ッ!

2024年07月27日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







去る7月25日より、期間限定のイベントが開始されました。






その名も、BMW Motorrad MILEAGE RALLY 2024!


ザックリ述べると、「BMW Motorradにお乗りの皆さんで走行距離を稼いで、限定グッズを手に入れよう!」という企画。

もっと言うと、かつて行われていたBMW Motorrad スタンプラリーをちょいとアレンジしたものになります。







流れとしては、

1.店頭で登録をして頂く。

2.何かの機会に店舗にご来店頂き、その時点での走行距離を入力。

3.期間中にそれを繰り返し、ドンドン走行距離を延ばそう(ツーリングを楽しもう)ぜ!

~といった感じ。







で、このイベント、個人の部と団体の部みたいなのがありまして。



上述の流れを繰り返すと個人の成績になるのと同時に、”各ディーラーの累計走行距離”として加算されていきます。
その「累計走行距離で月までの距離(≒384,000km)を目指そう!」という目標も設定されていたり。

地球⇔月の距離って厳密には384,400kmらしいです。端数切捨て。













元々走るのは好きだし、ここはいっちょ中村も参加してみっか…!

































…論外でした(私ゃガラケー)



まぁ仮にスマホだったとしても、”そもそもBMW Motorradを持っていない”ので結局論外ですがねー。

「…で、お前はいつBMW Motorradを買うんだ」って?
ま、まぁ、そのうち…。












んまぁともあれ、改めてイベントの概要をば。



BMW Motorrad MILEAGE RALLY 2024


【開催期間】
2024年7月25日~同年11月30日迄


【内容】
BMW Motorrad正規ディーラー店内にて、専用ページよりイベントの登録を行い、期間中に走行距離を稼ぎつつツーリングを楽しんで頂く。
尚、走行距離に応じたプレゼント有り(先着順、数に限りがあります)。

又、各ディーラー毎に距離を加算し、ディーラー間での累計走行距離を競って楽しむ。


【その他】
日本全国約120か所に配置されたスポットよりアクセス頂き、スタンプをコレクションして遊ぶことも可能。
※スタンプのスポットは随時増やすらしいです!











「バイクは乗ってるけど、最近同じ場所しか行ってないなぁ」とお嘆きの方は、是非このイベントを機にあちこち走って新しい発見をしてみて下さいね!

以上、中村でした!


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BMW Motorradのススメ

2024年07月26日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







(いつも)突然ですが、皆さんはこのサイトをご存じでしょうか。









START! BMW MOTORRAD.JP


ズバリ、「BMWのバイクって何じゃい?」という人に向けた、BMW Motorradの歴史や車両を判りやすく紹介する特設サイト。
(名前知りませんが)可愛らしい熊さんが目印ですよ。





ページのアクセス方法は、






BMW Motorradのメインページを開いて~、









ちょっと下にスクロールすると、例の熊さんが目印のバナーがあるのでそこを(2回くらい)クリック。
~ってか君、F900R乗れるのね。







そうすると、この専用ページに飛ぶ事が出来ます。

まぁ、当記事の最初の方に貼り付けたリンクで飛んでも良いですが。





















ちなみに"START! BMW MOTORRAD"で調べると、ちょっと目が怖い雰囲気の違う熊さんが出てきます。





このページ、先述の通り”BMW Motorradの歴史”だったり、各カテゴリーの紹介だったり、BMW Motorradの様々なことを分かりやすく取り上げているのですが、その中でも…、









んん…?









ろっ、ロードスター特集だとッ…!?

確信した。君は特設サイトなんかに収まる器じゃない。常設サイトになるべきだ。







いやねぇ、ロードスターに妄執してる中村の欲求を満たs…じゃない、幅広い層の人たちにロードスターを楽しんでもらうべく猛プッシュするその心意気や良し!


良いぞ良いぞ、早速見てみるべ。











”ロードスターの魅力に迫る”か…、いいぞもっとやれ。



このページを読み進めるとロードスターへの勧誘各車両ごとの細かな説明がありまして。







R1250Rはこんな感じ、F900Rならこんな具合と、それぞれの特徴をサクッと判りやすく紹介しています。









ヒヒヒ…、「ボクサーエンジンの心地よい走りを全身で感じられる」かぃ、そうだねぇ、ヒェヒェヒェ…!





強いて言えば、1年間だけ存在した”R1250R ベースグレード”が個人的には最高なんですけどね。











ここまで読み進めてロードスター成分に飢えた方々は、例の熊さんが目印の”さらに詳しく”をポチッとすると…、









その車両の特徴を更に知ることが出来るのですッ!

おぉぉ、ロードスター万歳、ロードスター万歳!



























…画像間違えてるんだよチクショウゥ!!

ついでに言うと、左隣の”最新テクノロジーをフル装備”って項目で「電子制御サスペンションをもれなく装備」って書いてるけど、これ自分たちで外した(2023年まで採用)だろうよぉ!!










~しかし何でこう、ロードスター(というかR1250R)って公式からもこういう扱いを受けるんでしょうね。















~え?他にどういうのがあるかって?

















Google等で検索した時のテロップが、兄弟車のRSは日本語になっているのにRは英語のままとか(去年頭からずっとこの状態)













RTだってちゃんと日本語で表示されるのですが。





いやまぁ、こういうのをネタにしてロードスターの宣伝が出来るんで、個人的には全然問題ないんですけどね。







そんなこんな、BMW Motorradとロードスターシリーズを判りやすく紹介しているこのサイト。
ご興味がありましたら、是非ご一読下さい。

加えて、今現在ロードスターシリーズが低金利ローンで買えるキャンペーンも開催していますので、良かったらこちらもご覧下さいませ。




そして何より、このブログがBMW Motorrad関係者の目に留まり、画像と文言が修正されるのを期待しています。



以上、中村でした!


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スタッフ中村が試乗しました! - R12編

2024年07月12日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







さてさて、新しい試乗車・R12が登場し、ちょいと乗りましたのでその感想をば。



ところで、この前書いたR12の試乗車に関する記事、よく「今回の文章短すぎない?」と言われますけど、皆さん下まで読んでないでしょ。
まぁそれはそれで「まんまと乗せられおって、ヒェヒェヒェ…」って感じですけど。














じゃん。


クルーザー(=”アメリカン”ね)としては小ぶりで、無理のないサイズ感がなんとも魅力的。
ほら、クルーザーって「格好良いけどデカくてしんどい…」ってイメージあるでしょ。

実際クルーザーって、バイクを知らない人が割と興味を持ちやすいジャンルで、それでいていざ乗ったらその重さに閉口するジャンルでもあります。
別に他社を悪く言うわけじゃないぞ、BMW MotorradだってR18シリーズという巨艦なクルーザーがあるわけだし。


その為、R12だとかス〇ーツスターのような「小さ過ぎず、大き過ぎもしない絶妙なクルーザー」というのは、体格や体力に自信のないバイカーにとって希望の星となる、日本のバイク業界に絶対存在していて欲しい車両なのです。





さて、そんなR12、乗ってみて「およよ」と感じたポイントをいくつかご紹介。









【ここがニクいぜR12! その1】
エンジン


このボクサーエンジン、スペックを比較して頂くとわかりますけど、基本的にはR nineT(※ユーロ5規制対応)のものとそんなに変わりません。
ほんのわずかに低回転寄りにしているっぽいですけど。






~が、それはR12 nineTのお話。








今回試乗したR12では、クルーザーらしさを強調する為か、結構ガッツリと最高出力を抑えています。

一応、各車の数値を比較すると、


【R nineT(2023年)】
109馬力/7,250回転・116Nm/6,000回転


【R12 nineT】
109馬力/7,000回転・115Nm/6,500回転


【R12】
95馬力/6,500回転・110Nm/6,000回転


~といった具合。
※ボア(101mm)、ストローク(73mm)、圧縮比(12.0 : 1)はいずれも一緒。




これだけ見ると、殆どの人は「10馬力以上も下がるのぉ~…?」と感じるはず。











でもねぇ、それこそがR12の思うツボなんですよ…。










率直に言って速い、というか楽しい。





まぁ、元々このエンジン自体が
1.大排気量
2.二気筒
3.空油冷
~という構成なので、シャカリキになって回さなくても楽しく乗れるエンジンなのですが、R12の場合は更に”最高出力を抑えている=低回転寄りの性能としている”為、R12 nineTやR nineTよりも低い回転域でも元気良く走ってくれます。

その為、日常的な速度域(回転域)でもビッグバイクらしいトルクフルな走りが味わえ、その辺の幹線道路を流しているだけでも面白いものがあります。



特に3,200回転あたりを超えてからは、並列2気筒や水冷Vツインにも似た「力任せに蹴り出すような加速」が発揮されるので、個人的にはこの辺から4,000回転くらいまでを是非体験して頂きたいところ。
当然スピードは乗ってくるので、回す場所は熟考してね。











【ここがニクいぜR12! その2】
シート形状


このシート、断面の形状が”台形”ではなく”かまぼこ状”になっていて、この”カドの丸さ”が中々秀逸。
座ってて痛くないし、信号待ちなどで足を真下に下しやすいんだぜ?

体格の影響もあるんでしょうけど、過去にF900XR(ローシート装着車)やR1250RSを試乗した際、カドが立っていて太ももの内側が段々と痛くなっ「あッ…、んふッ…」って変な声が出記憶が



強いて言えば、カドが丸くなった結果、足を下すとサイドカバーに思いっきり足が接触するようになりましたが、まぁクルーザーはそういうもんだ。
サイドカバーは大事。うん。









【ここがニクいぜR12! その3】
標準装備のスマホホルダー









~は、スマホ持ってないんで、…はい。

というかコレ、液晶に表示される回転計を見て欲しくて撮った画像なので、もはやスマホホルダーの事は考えていなかったっていう














【ここがニクいぜR12! その4】
足回り


前以て述べましょう、私ゃ足回りの違いについては非常に鈍感です。
なので、倒立or正立フォークだとかハブステアとか、理屈としての良し悪ししか判らないっていう。
…とは言うものの今乗ってるボロバイクは、修理という名目でフロントにハイパープロ製コイル、リアはヨシムラ(カヤバ)製リアショックに交換していたり。



ただ、中村のように「サスペンション?ん~、わかんね」っていうおめでたい人間が乗っていても、路面の追従性や衝撃吸収性などは良好だな~と感じます。
例えば、国道357号線って路面が大分アレなことになってますけど、そんな道でも滑らかに往なしてくれますよ、ホント。





ホイールは19インチとやや大きめですが、同じ19インチであるGSを造り続けている経験が活きてるんですかね、見た目以上に自然なコーナリングをしてくれます。
いや、上述の通り筆者が鈍感なので「こんなもんだろ」としか認識出来てないのかも知れない。


クルーザーでありながら、ちょいと攻めた走りもしっかりと許容してくれそうな強靭さと従順さが◎!







そんなこんな、BMW Motorradが世に問うコンパクトなクルーザー、R12。

只今当店で試乗出来ますので、是非試してみて下さいね!


モトラッド京葉
TEL:047-396-8412

※ご試乗の際は、事前にご連絡頂けるとスムーズにご案内出来ます。



あと、2024年7月現在、当店にはR12の在庫が2台だけありますので、気になっている方はこちらもお早めにどうぞ!
グレードはスタンダードとツーリングが1台ずつ、色はどっちも黒色ね。



以上、中村でした!


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GS FUN RIDE 2024の様相。

2024年07月06日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







去る6月30日、GS FUN RIDEが開催されました。



(知らない人の為に)どうしようもないくらいザックリと解説すると、「BMWGSシリーズで泥まみれになろうぜぇ…、ウヘヘ…」っていうイベント。

様々な難易度のコースが用意されるほか、初心者や未経験者の為のトレーニング枠も用意されていたり、更には”GSじゃなくても参加可能”という敷居の低さが◎!
実際、この日も(中村が確認出来た限りでは)BMW以外に6メーカーほど走ってましたよ。







そのGS FUN RIDEに中村もちょいとお邪魔したので、会場の空気をちょびっとお届けします。







過去の映像や画像を見るに、このGS FUN RIDE、例年では”浅間火山レース跡地(浅間サーキット)”で開催されていたそうですが、今回は厚木にある”人の森株式会社 華厳工場”という採石場で行われることに。



~ただ、”採石場”って頭で理解していても、我々一般人だとあまり馴染みのない場所なので、はて如何なものかと思っていまして。

だってねぇ、名の知れた採石場って”大谷石が採れたあそこ”とかでしょうし。











~マジ荒野。
やべぇ、こういう場所大好き。



(運転中だったので撮影しませんでしたが)ここに来るまでの道のりに至っては”ガレ場一歩手前”みたいな状態で、前日の雨も相まって中々スリリングな様相を呈していました。

そしてその道の脇に佇むコレに完全に心奪われたワタクシ。
もうこのダンプを見れただけで「今日早起きして良かったぁァァ!」って気分ですよ、ホント。
ちなみにこの日は3時前起床。





んまぁ、そんなこんなで到着して、テントを組み立てて椅子などを用意して~…、









準備完了ゥッ!



で、この後は各ディーラーのお客様が続々入場し、開催の挨拶や注意事項の説明などを行ったあと、時間の許す限り泥んこ遊びオフロード走行を楽しむ!というのがおおよその流れ。







会場でのワンシーン。
こりゃぁR100GS ダカールかい…?


以前の記事で述べたように、中村は色々とアレなバイクしか持ち合わせてないので観覧のみ。

代わりに、出展していた企業のブースを片っ端に回ったので軽くご紹介。










まず最初はツアラテック
BMW Motorradと同じくドイツ生まれで、GS乗りなら一度はカスタムでお世話になったのではないでしょうか。

色々なパーツを現地販売していまして、「転倒して部品が壊れたらおいで!」と言っていたのが印象的。








ほら、この通りヘッドライトガードとかミラーとかたっぷり持ち込んで、その場で直す気満々ですし。
~それより、イベントに乗り付けてたツアラテックのバンが気になったのは中村だけでしょうか。










お次はKlim(クライム)
ACHERO(アチーロ)が正規代理店として仕入れている、オフロードやスノーモービルなどに向けた装備を取り扱うブランド。

詳しい話は聞けなかった(丁度お客さんが数名居たのと、強風で什器が倒れて忙しそうだった)ですが、この通りグローブやオフロード向けのパンツ、シャツ等がどっさりと展示されていました。









3軒目はダイワオートモービルズ
中村がおしゃべりし過ぎちゃったお店、その1…///

美しさと耐久性(保護性)を両立した独自のガラスコーティング剤を持ち込んでおりました。
手前に写るG310GSはコーティングを掛けまくった見本。
Oh...、GS40周年色じゃないですかぁ…!







なんでも、”粒子を細かくしたレアメタルを配合することで、従来のガラスコーティングを凌ぐ強靭な皮膜を形成出来る”んだとか。
左下の5,000円のお品物、気になって買っちゃったよッ…!









ちなみにコレが会場に置いてあった見本。
右がコート済み、左がコート無しで、左右で水の滴り方(≒撥水)が全然違うのが見て判るかと。

早く自分のバイクにも塗布したいじぇ…。









4軒目はBONSAIMOTO(ボンサイモト)
中村がおしゃべりし過ぎちゃったお店、その2ッ。

「自分が実際に使ってみて良いと感じた品物が、もっと広く認知されればそれで良い」という割り切った方針で、根強い支持を得ている生粋の”オフ屋”。

同じオートバイであっても、オフロードとオンロードって何もかもが異なるので、「今までオンロードしか触れてない」という人はこういうお店のオンラインショップとかカタログを見てみると楽しいですよ。







ほら、画像中央の”車の窓ガラスを叩き割るハンマーみたいな道具”とか一見すると何に使うかよく判らんでしょ。
名前もマッドアックス、直訳で”泥の斧”だし。


これ、ハンマーでも斧でもなく、”車体にくっついた泥を素早くこそぎ落とす道具”です。
普通の用品店じゃ絶対売ってないよコレ…。



そして何より注目なのがコレ。







オールワン・パーフェクトクリーナー

1.汚れを水ですすぐ。

2.すすいだところにコレをぶっかける。

3.高圧洗浄機で洗い流す。

~と、浸け置きも擦る作業もせずに頑固な泥汚れを除去するという、謎のスーパーケミカル。
当然の如く心の中で「本当かぁ…?」と思いつつ、でも面白そうだからと購入に至る中村。

…アレだな、間違えてGS FUN RIDEじゃなくて用品の即売会に来たんだな。



ちなみに上のリンクに動画が貼ってありますが、ホントに浸け置きナシで汚れを落としてます。
やべぇ…。







さて、ここで一息。








お昼の休憩中の一幕。
インターナショナルGSトロフィー日本代表として参戦された、もしくは今年代表として参戦する皆さんのトークショー。
パッと見では”優しそうな5名様”ですが、GSトロフィー日本代表に選ばれた方々ですから、GSを操るスキルは紛れもなく日本でも指折り。
そんな人たちが5人も並んでいるもんで、いやぁ、なんか恐縮です…!



「インターナショナルGSトロフィーを知らない」って?
Youtubeとかで調べてごらんヤバいから。










さぁ、続きを。








こちらはK&H
”BMW Motorradのシートを替える”となった場合、真っ先に名前が浮かぶであろう老舗外装パーツメーカー。
BMW Motorradだとシートのイメージが強いけど、実際にはFRP製外装を製作したのが同社の始まり。



会場に様々な車両のシートを持ち込んでおりまして、





すべすべ、もちもちのコレが、









表皮を張ってこうなったり。

いやねぇ、あの”表皮を張ってないシート”、指でつんつんしてるとすごーく優しい気持ちになるの。







あとコレですよ、R1300GSのシート。

ご覧の通りシートのカドを丸くして、幅もギュッと絞ることによって、座り心地を損なうことなく足着き性を改善!
試しに跨らせて頂きましたが、決して背が高いといえない中村(身長163cm)でも、ノーマルよりも安心感を感じました。


R1300GSオーナーの皆さん、コレ試す価値ありまっせ。











そしてミシュランタイヤのブース。
(ブースの全景が上手く撮れてませんでしたゴメンナサイ)

今回持ってきて頂いたコレ、アナキーロードという新しいタイヤ。
「「GSとはいっても普段はオンロードしか走らん」という方は是非履いて!!」とはミシュラン担当者さんの談。





このカクカクーッと曲がった直線的な溝のパターン、良いねぇ…。
なんでもコレ、GSなどの”ビッグオフに似合うオンロードタイヤ”としてこのパターンにしているとか。





そしてミシュランが用意してくれた、三銃士ことブロックタイヤの試乗車たち。
限られた時間での試乗でしたけど、中々の盛況っぷりでしたよ。





当店からご参加のK様も試乗。
「ブロックタイヤすごっ…」との事。












午後から風が強くなり、テントが吹っ飛ばされそうになるなどのアクシデントはありましたが、皆さん思い思いにFUN RIDEをして頂いた様子。



~と、こんな感じでワイワイ楽しく走れるGS FUN RIDE。
(多分ですけど)来年も開催されると思いますので、ご興味のある方は是非一緒に砂まみれになりましょう!

以上、中村でした!





まぁ、そういう事言う前に自分のオフ車を用意しないとダメっすね…。


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乗りましょうよぉ、CE 02ぅ…!

2024年06月22日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







さてさて、話題のアイツが試乗車になりましたので早速ご紹介。








BMW Motorradの電機こと、CE 02
”電機”って字を見て反応した人は多分鉄道好き。
かくいう私は、電機ならEF66EF200が好き。











コンセントで充電するだけでギューンと走れる、小さく機敏なニクい奴。
これがいよいよ試乗車として稼働する事と相成りました。





ちなみに中村はBMW Motorradスタッフの研修で5月にちょいと乗ったのですが、正直結構面白いです。



いやねぇ、とりあえず速いんですよ。



勿論、「エリミネーター900がすごい勢いで加速する」とか「ブラックバード(CBR1100XX)が300km/hに迫る速度を叩き出す」とかと比べちゃぁ立つ瀬がないですが…。

なんと言いますかね、”初めてバイクに乗った時の感覚”に近いものがあるんですよ、CE 02。
あの「(時速30~50km/hくらいで)ッハアァァッ、速えぇぇッ!!俺無敵じゃんッ!!」って感じたあの感覚です、そう、あの感覚。


・ちっこい車体
・電動ならではの切れ味ある加速



この2つが上手~く合わさってるんでしょうね。
少しだけ独特なスロットルレスポンスにさえ慣れてしまえば、数分後にはニヤニヤしながら市街地をクルクルと走り回れます。










足着き性はこんな感じ。
中村?163cmだよ、ほっといてくれッ…!

両足ベタ着きとはなりませんが、車重は132kgとコンパクト(現行の125ccスポーツバイクと大体一緒)なので、まぁこの重さと足着きで不安を感じる人はそんなに居ないでしょう。







当店ではルート指定無しで2時間まで試乗が可能です。
~が、「(ルートや走り方次第では)2時間ぶっ通しで運転したら電池切れになるんじゃね…?」という気がしないでもないので、まぁ電池切れにならない程度に乗って頂ければ…。




モトラッド京葉
TEL:047-396-8412



「折角だから試乗したいぃんッ」という方は、是非当店までご連絡下さいね!

以上、中村でした!


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GS FUN RIDE 2024 開催決定ッ!

2024年06月21日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







今回は、今月末30日に開催されるGS FUN RIDEのお知らせです!







「…遅くね?」って思ったでしょ。
スミマセン、ただただシンプルに告知を失念しておりました…。









え~、応募期限が間近に迫っていて大変恐縮なのですが…、
人の森株式会社 華厳工場"を舞台に開催される大規模なオフロードイベントとなります!

※6月21日現在、ビギナートレーニングの枠は埋まっています。



参加費用はお一人13,000円(税込み)で、まるでエルズベルグロデオ舞台のような採石場跡を走れるという中々シビレそうなイベント。







ちなみにこのイベント、参加条件に"GS"という指定がありませんので、例えば〇ロー〇ルクロード〇R-Z400Sなどでも参加が可能ということに。













~ということは…?













っしゃぁぁァ、中村秘蔵のオレンジ色を走らせる時が来t

































~あ、ダメだ、終わった。
※画像のバイク、2ストローク且つ”何故か”ナンバーが取得出来るモトクロッサー(=競技用車)です。



まぁ、仮に参加出来たとしてもオフロード経験ほぼゼロなうえ、そもそも"MAKE LIFE A RIDEを提唱する立場の人間がREADY T〇>> RACEなモトクロッサーに乗って現れる”という凶行に及んだら、「…え、アイツ何?えっ、…え?」って指差されそうですけど。





~とまぁ、そんなこんな告知がギリギリとなってしまいましたが…。



GS FUN RIDE 2024

開催地:人の森株式会社 華厳工場

開催日:6月30日
参加受付期間:6月24日(月)まで(ホントごめんなさい…)
参加費用:お一人様13,000円(税込み)

※ちなみに観覧のみでしたら無料ですよ!






改めて今月末に開催となるGS FUN RIDE 2024。
ご興味のある方は、是非当店やお近くのBMW Motorradまでお問い合わせ下さい!

以上、中村でした!


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君はもう体験したか、R12の試乗車を…!

2024年06月07日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!







題名にもある通り、話題の新モデル・R12の試乗車が完成致しました!









「試乗してみたいッ!」という方は是非当店までご連絡下さい!


モトラッド京葉
TEL:047-396-8412


以上、中村でした!







































~え、何、「短ぇよ」って?
っもぅ、欲しがりさんなんだからぁ…///










改めて、R12。
んまぁ”見て触れて乗る為の試乗車”なので、ここでクドクドと述べるつもりはありませんが。



BMW Motorradの90~100周年を見事に彩ったR nineTに代わる、空油冷2気筒ボクサーエンジンを積んだ101年目のバイクです。

最近BMWでも”空油冷”って表現をちょくちょく使いますけど、油冷って字を見るとどうしても某ナナハンの姿が…ね…。
ちなみに某ナナハンの同期である1985年製のバイクたちは個性の塊





エンジンはR nineT(ユーロ5仕様)のをベースにしているようで、排気量は全く同一の1,169ccとなるほか、エンジンを掛けた時の音も非常によく似ています。

「R12(1,200cc)と名乗る割には1,169ccか…」と嚙みつきたい読者諸賢。
1100と銘打った1,052ccや、"85"と名付けられた過給機付き673cc(多分)未来っぽいから2000という数値が与えられた奇異な294ccなどなど、バイクは名前と排気量だけで決まりませんぜ?



ただ、エキパイの取り回しやヘッドカバー等の形状が変更されているなど、各部にブラッシュアップが施されています。

加えて、ギアシフトアシスタント Pro(クイックシフター)を標準装備としているので、最近のほかの車両のように、クラッチ操作要らずで簡単にシフト操作が行えます。







まぁ、詳細は実際にお試し頂くとして、ユニークなのがコレ。









SP CONNECT”が標準装備となりますので、スマホホルダーを別途用意する必要がありません。

この通り試乗車にもくっ付いているので、ここで使い方を確認しておきましょう。











1.本体を90度回す。
(右でも左でもOK)








2.外れる。
やったね!








3.横についているネジを引っ張る。








アレです、腕時計の"りゅうず"だと思えば判りやすいかなと。








4.ネジを引っ張ったら、クルクルと回す。
だんだんと左右の爪が広がります。








こんな感じでクルクル~っと。








5.あとはお持ちのスマホを嵌めて、逆の手順でしっかりと固定すればOK!

まぁ、この通り私はガラケー(しかも週1くらいでしか持ち歩かない)なんで知ったこっちゃないですけどね!
そんな奴が当店のブログやXInstagramを主に担当してるんだぜ?すごいだろう。







そんな感じで、クラシカルな雰囲気はしっかりと持ちつつ、イマドキらしい進化と熟成を重ねた魅惑のバイク、R12。
改めて、この車両は試乗が可能ですので、気になる方は是非乗ってみて下さいね!


モトラッド京葉
TEL:047-396-8412
※他のお客様と時間が重なる場合がある為、事前のご連絡又はご予約をお願い致します。


以上、中村でした!


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M RACE TRACK EVENT出撃しました!!

2024年05月30日 | モトラッド京葉からのお知らせ

全国1千万のmotorrad keiyoブログファンの皆様、こんばんは!

グッドウッドテクニカルセンターBMW担当の闘うメカニック伊藤です!!

 

先日”モビリティリゾートもてぎ”で行われたBMW MOTORRAD M RACE TRACK EVENTに出撃してきました。

このイベントはBMW MOTORRADの中でも"M"のオーナー限定という敷居の高そうなイベントで、

しかも"M"オーナー限定イベントは全世界でも初ということでした。

弊社のお客様はmotorrad keiyoからO様とT様の2名ご参加いただきました。

しかし、なんと私伊藤、誰よりも遊ぶのに一生懸命で御二方の写真を撮り損ねました💦 

まあ、終日レザースーツ着てたので、スマホを持ち歩けなかったのが原因と言い訳しておきましょう。

え、終日レザースーツ?どういう事?

そうです、このイベント、なんと自分のM1000で国際格式のモビリティリゾートもてぎの本コースを走ってしまおう、

というなんと贅沢なイベントなのでした。しかも1枠15分を4本!!またゲストライダー陣が超豪華メンバー5人ですよ。

 

 

では時間を追ってリポートしましょう。

深夜までの雨が嘘のように晴れ上がった早朝、もてぎの第一パドックに到着。

 

続々と"M"が集まってきます。

 

ピットには"M"がズラリ

 

開会式とブリーフィング

そしてゲストライダー陣の紹介。

今日は先導付の走行なのでゲストライダー陣が先導します。

そして"M"の技術解説とつづき

そしてそして青木ノブアツさんテクニカルパドックトークショーへと続きます。

このトークショー全4セッションあったのですが、最終セッションはなんと

青木宣篤さんスペシャルタンデム!!

しかも私伊藤、なんとそのチケットをゲットしてしまいました!!

僕のと同じM1000RRにタンデムしたんですが、

これが同じバイク⁇というくらい異次元の動きでした。動画も画像もなくてスイマセン

 

 

でいよいよ走行時間なんですが、前述のとおりレザースーツ着てバイクで走るんで、これも画像なしです。

ただ自分のバイクにはカメラ付けて動画撮ってたんで、そこから静止画抜き出しました。

この辺の動画は編集してまた後日upする予定です。

 

パドックはM1000だらけ

 

ランチをはさんで全4セッション走行。

(これも画像無しですが、ランチもサーキットイベントとは思えないくらい豪華でした)

思いのほか天気が良く、気温をあがったので皆さんヘロヘロです。

4本走ればもうご馳走様です。

最後にゲストライダー陣と記念撮影して終了です。

皆さん、お疲れ様でした。

 

久しぶり(約20年ぶり)にサーキット走って思ったんですが、

正直、現代のスーパースポーツは公道では只々持て余すだけ。

やはり、そのパフォーマンスも引き出すのはサーキットしかありえない、ということでした。

 

というわけで、私伊藤、今後は”BMWでサーキット”を一押しにしていこうと思います。

もちろん早い人やそうでもない方、慣れてる人もいれば初めての人もいらっしゃいます。

遅いからダメでもなく、(遅くてダメならそもそも俺がダメだ)

初めてだからなんか行きにくいなんて事ありません。

スーパースポーツにお乗りの方、いや、むしろGSだってありです。

一緒にサーキットで遊んでみませんか。

まずはこのイベントなんかどうですか。

 

ではでは、闘うメカニック伊藤でした!!

 

 

 

 

 


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5月25日開催、グッドウッドカフェ!

2024年05月28日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!





去る5月25日、当社グッドウッドが主催するサーキットイベント、”グッドウッドカフェ”が開催されまして、その様子をちょびっと記します。

諸々の事情につき、(グッドウッド二輪商会としては大きく取り上げたいですけど)BMW Motorradサイドから「おい貴様ッ…」と言われそうな気がするので”ちょびっと”が限界。








AM6:00、場所は筑波サーキット
そして画像は今回当社が持ち込んだ車両たち。

ご参加頂いたお客様や製品ラインナップの都合上、ドゥカティの割合が多め。
…ほら、BMW Motorradとしては書きづらいでしょ。


まぁ、どっちも当社でガッツリと取り扱っているブランドですし、なんなら「どれも赤いからOKじゃね」という気もしますけどね



で、その後も設営を進めていき、









最終的にこんな感じで、2社仲良く並べておきました。

ちなみにS1000RRのテーピングをしたのは中村ですが、キッチリと覆いすぎて変な感じになっちった。





S1000RRの横に並ぶ車両、5月現在まだ(確定こそしているものの)発売していないバリバリの最新モデルでして、会場の皆が興味津々。
なんなら中村も興味津々。



だってねぇ…、

【装備重量】
151kg

【エンジン】
二軸バランサー付き水冷単気筒 659cc

【最高出力】
77馬力/9,750回転

【最大トルク】
63Nm/8,000回転



~こんなクレイジーなスペック、面白くないはずがないでしょ。
くそぅ、多少無理してでも乗っときゃ良かった…。



いやねぇ、今手元に"608ccのSOHC空冷単気筒"と"690ccのSOHC水冷単気筒"がありますけど、大排気量の単気筒は面白いですよ、ホント。
だからBMW Motorradも…、ね…?ねっ…?








大規模なバイク関連のイベントが同日に開催されるという憂き目に遭いましたが、それでも20名ほどのお客様にご参加頂き、ピットスペースはキッチリ埋まりました。
いやぁ、サーキットならではのこの空気(というか空間)、たまんないっす…!



そして挨拶や事前説明をしたのち、早速走り出す皆様。








S1000RRによる先導と、慣らしを兼ねて追走するお客様。

にしても(画像だと見づらいですけど)Sport1000701 Supermotoゴリッゴリのサーキット仕様に仕立てたCBRなどなど、見ているだけでニヤニヤする車両が目白押し。
890Duke Rで参加された方を拝見した時に思いました、「…中村のバイク持ってきても良かったんでね?」と。








そして、当社へ主にタイヤを供給してくれるグリップ商事さんと、そのグリップ商事さんが声を掛けてくれたアールケー・ジャパンさんもブースを設置!











中村は主に場内の呼びかけを行っていた為、呼びかけの必要が無い時に長らく入り浸ってた気がします。

ゴメンナサイ。



だってタイヤとチェーンとブレーキディスクが置いてあるのよ?見なきゃ損でしょうよ。
サーキットでのイベントだったせいか、あんなのとかこんなのとかいずれもスペック重視のハイグレードな銘柄が多く並んでたし。





しまいには「サーキットでのイベントだし、こういうのがあっても良いでしょ!」と、レース用チェーンを展示しだすアールケー・ジャパンの担当者さん。

このチェーン、「一回のレースに耐えられればOK」という(レースならではの)耐久性ガン無視・超軽量仕様です。
(交換すれば良いから)500km程度に一度のチェーン調整が必要なくなるよ!やったね!










そしてグリップ商事さんの横にトラックで乗り付けてくれた、安孫子のイタリアンレストラン・ラコッタさん。


このトラックすごいんだぜ?業務用の窯が思いっきり搭載されてるんだぜ…?
曰く、「火力、メンテや交換時の出し入れ、トラックの積載量などの理由でコレが限界だった」との事。
グリップ商事さん、アールケー・ジャパンさんに負けず劣らず、ラコッタさんも中々だぞ…!





そんな(物理的に)激アツな車両で焼いて頂いたピザ、会場の皆さん無心に頬張ってました。
お腹が満たされたせいか、この直後の走行枠は走ってる人少なかったですね!







尚、(人にカメラ向けるの苦手なので撮ってないですが)当イベントには奥田教介選手にインストラクターとしてご参加頂き、先導や筑波サーキットのコツを伝授して頂いたほか、上級者の参加者様と一緒に走る(=もはやちょっとしたレースみたいな状態)などして大いに盛り上げて頂きました!
ありがとうございます!

この様子は奥田選手のブログにも取り上げて頂いているので、こちらも是非ご覧下さい!



ちなみに、奥田選手のブログに”サーキットを初めて走る中村”が映り込んでました。
イヤンッ…///








先導車として働きづめだったStreetfighter V2。
(BMW Motorradじゃないけど)お疲れ様です。


そんなこんな、多くの方にサーキットを楽しんで頂いた当イベント・グッドウッドカフェ。
BMW Motorradにお乗りの方やサーキット未経験の方でも勿論参加出来ますので、ご興味のある方は是非、筑波サーキットでお会いしましょう!
当社ドゥカティのスタッフから「次回も会場で呼びかけ(案内)してくれない?」と言われたので、多分中村は次回も居ます。

以上、中村でした!


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How to CE 02?

2024年05月22日 | モトラッド京葉からのお知らせ

いやん、前回の記事から一カ月も間が空いちゃった…♡





こんにちは、モトラッド京葉 中村です!





さぁ、今回は話題のCE 02についてあれこれ説明致しましょう。

「中村が書く記事って長ったらしそうだな」って?
モチロン。







まぁ、改めて紹介するはCE 02
(シートがラップでグルグル巻きなのは保護の為です)



C EvolutionCE 04に続きBMW Motorradで三番目となる市販化電動コミューター。

誤解を恐れずに要約すると、ご存じの通り世界中で脱炭素(電動化)の波が加速している影響で開発された、”超高機動型ちょい乗りマシン”です。
…今視線を感じたような。



では、グルッと外観を観てみましょう。






このデザインだと2049年の世界を走っていても違和感無さそうですね。





お次は細かいトコロ。







横から見ると「もにょーん」とした形状がチャーミングなヘッドライト。
真正面から見るとLED投光器…いや、なんでもないです。






一昔前のMP3プレーヤー並みに小さい液晶ディスプレイ。
小さいですけど解像度は高く、視認性は中々良いですよ。







どことなく、ゲーム機の十字キーや工事用エレベーターの昇降スイッチを思わせるスイッチボックス。
私ゃこのデザイン、好きです(特に下の画像)。






左右非対称、且つボディの凹凸を大胆に跨ぐデカールなどなど、とにかく刺激的てワクワクに満ち溢れたデザイン。
あと、左上の”水濡れ厳禁”とか”取り扱い注意”とかのデカールも遊び心があって◎。





何を隠そう、このCE 02は”21世紀の若者に向けたCoolなギア”として造られているのだッ!
…誰だ、今マイティボーイとか言ったのは。




・現代の若者の行動力
・EVならではの俊敏な加速性能
・それらを体現した、アバンギャルドで未来的なエクステリア

”これらの要素を兼ね備えた、既存のオートバイともスクーターとも異なる存在である!”
~という事で、BMW Motorradではこの車両を"e-Parkourer"という新たなカテゴリーに位置付けています。


e→電気。
Parkour→パルクール。ここ数年世界中で話題の、街中を華麗に動き回るアレ。
~er→〇〇してる人。
つまり”まるでパルクールのように市街地を素早くスタイリッシュに駆け抜ける電動マシン”という事。
今回これだけ覚えて頂ければ大丈夫っす。





そんなe-ParkourerことCE 02、5月初頭に(研修で)ちょびっと乗りました。






文章だけだとアレなんで、画像を一つや二つ挟みながら…ね。
にしてもディッシュタイプのホイールがセンス良し。



率直に述べると、すんげぇ速い。
もちろん、オイシイ回転域まで引っ張った大型バイクとかと比較されちゃ敵(かな)いっこないです。



CE 02の規格をサクッとおさらいすると、

―――――――――――――――――――――――――――――
【区分】
軽二輪(126~250cc)

【最高出力(馬力)】
11kW(約15馬力)
ちなみに”キロワット×1.36”で大体の馬力が算出出来ますよ。

【車重】
132kg
―――――――――――――――――――――――――――――

〜と、これだけ見たら「125ccのスポーツバイクっぽいかな」と想像する人が殆どでしょう。



しかぁし、違うのはここから。




エンジンの強さを表す数値で、馬力の他にしょっちゅう蔑ろにされる“トルク”という数値があります。

このトルク、(回転数も関係しますけど)主に加速力だとか登坂力とかに影響するので、この数値が高いと「街乗りですごく速い!」なんて事があったりします。

そんな私はトルク信者、最高出力なんざ42馬力もあれば十分じゃ。
〜とか言っておきながら今年の初めに70馬力のバイク買っちゃったけど。



(BMW Motorradだと現状125ccが無いので)とりあえずG310Rを例に挙げると、そのトルクたるや28Nm/7,250回転。

乗った事ある人ならご存知でしょう、上手く回転とギアを合わせてあげると、この"28Nm"というトルクでも中々心地良い加速をしてくれます。



んで、CE 02はというと。





55Nm/1,000回転





…ほぇ!?



そう、これこそEV(電気自動車、電気バイク)の特徴で、同クラスの内燃機関(=エンジンね)とは一線を画すゴツいトルクを生み出します。

参考として、惜しくも生産終了となってしまった某4気筒(400cc)の最大トルクが39Nm/9,500回転。



…CE 02トルク強すぎ(しかも回転数低すぎ)。



ほぼ出だしから400ccを凌駕するトルクを発生。
ギアチェンジの必要無し(EVは基本的に変速機がありません)。
・車体が軽い

〜となると、加速が遅いはずもなく。
実際、研修で街中をクルッと一回りした際、加速力の不満は全くありませんでした。
ついでに加速の挙動は滑らかで、低いギアでスロットルを開けたり戻したりした時のようなギクシャク感が無いのも◎!



なんと言いますかね、「えげつなく速いキックボード(自転車)に乗ってるような感覚」というか、そんな感じでイメージしてもらえると分かりやすい…かも。

〜それよりも“音も無しに素早く走るCE 02が10台くらい連なる異様な光景”に、行き交う人が「何あの妙な集団…」と神妙な面持ちだったのが印象的。





あと、リバース(後退)機能なんてのも付いてまして、1〜3km/hの間だったかな、これまたスロットルの回度に応じて滑らかに後退します。

「132kgの車重で要らねぇだろッ!」って?
「バイク初めてで怖い…(泣)」って人が取り回しに苦労するかも知れないじゃないの。

まぁ不慣れな人が“二輪で後退”なんてしたらそれこそズッコケそうですけど。







走りに関しては中々見所のあるCE 02。
以下、走り以外の(長所も短所も含めて)特徴をば。







1.家庭用100V電源で充電可能!



現在販売中のCE 04を含め、これまでのEVはメーカー問わず200V電源での充電とする車両が殆ど。
ところがどっこい、CE 02は専用の充電器を介して100V電源で充電が出来るので、庭にコンセントがあるお家ならばそこに充電器を接続するだけで充電が出来ます。

尚、「バッテリーを車体から取り外して直接充電する」という方法メーカーは一切推奨していない為、これは行わないで下さい。

「ウチの駐車場(庭)にコンセントなんて無いよ」って人は、…うん。







2.ETC2.0を標準装備!



BMW Motorradは全車ETCを標準装備!
〜という事で、軽二輪扱いとなるCE 02もETCが標準装備となります。

これでe-Parkourerの名の通り、道を選ばず縦横無尽に走り回れるってモンよ!











~EVって減速時の充電(回生ブレーキ)が命綱なんで、高速道路とか減速しそうもない環境を走り続けたら航続距離が…。

アレだ、ここぞという時に首都高を使う程度であればダイジョーブ、ウン、キットダイジョーブ。







3.圧倒的コスパ



(数学大嫌いなんで)testpage.jpさんの計算ツールを拝借して計算しますと、一回あたりの充電に掛かる電気代は約264円(2024年5月現在)。

電気の細かい理屈はよく知りませんが、
・付属の充電器の”最大”出力は1,200W
・充電時間は6時間(本当は330分=5時間半)
〜として計算したので、実際の消費電力よりも少々多めに勘定されていると思って下さい。



で、再び協力頂くは、BMW Motorradで最もコンパクトなG310R。
エンジン、車体共に小さい分燃費も優れる(メーカー公称値で30.3km/L)同車であれば相手に不足はありますまい。

ホントはGSX-S125やシグナス グリファスとかと比較したいですけど、他社のバイクと比較するとすんごくヤラシい奴になる気がするので今回はナシ。





先日ハイオクを給油した時の値段が182円/Lとして、これを距離で割ると

182/30.3=6.006

つまり”6円で1km走れる”という計算。



これを、同様にCE 02で計算すると

264(充電時の電気代)/96(メーカー公称の航続距離)=2.75

~なんと"3円足らずで1km走れる"という勘定。
Oh,G310Rの1/2のコストじゃないの…!





当然、乗り方や充電の環境、”そもそも電動と内燃機関って比較出来んの?”という疑惑などもあるので、あくまでも理論上のお話ではありますが…。
ただ、こうして数値を割り出すと、ランニングコストはとても安上がりというのがよく判ります。

ついでにモーターで駆動する為エンジンオイルなども存在せず、6ヶ月or3,000km毎のオイル交換も不要。
ん~、ちょっと見くびってたぞ…!





無論バッテリーが劣化してきた場合は交換が必要となり、その際のバッテリー代がOh,モウレツって可能性も考えられますけど、内燃機関とて長い目で見たらオーバーホール(分解修理)は必要なわけですし、まぁそこはトントンかなと。





そんなこんな、強烈な個性と軽快なフットワークを併せ持つ期待の新星、CE 02。
2024年5月現在、まだ試乗車は無いですが店頭には実物が一台展示してありますので、ご興味のある方は是非ご覧下さい。

以上、中村でした!


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