哀愁のクラッチワイヤー

2008年11月09日 | サービスセンターより愛をこめて…

こんにちは、市川サービスセンター 渡辺 陽介です。

ここ最近、気温がぐっと下がってきてますね。

さて、今回のお話は・・・・クラッチワイヤーの交換です。

(あまり珍しい作業ではありませんね)

なぜ交換したのか・・・・

クラッチレバーの動きが渋いから(重い重い)?

ワイヤーにほつれがあるから(切れちゃう切れちゃう)?

レバーの遊びが多い・少ない?

約3万km使用したから?

そうです、今回の理由は・・・・・・・

ワイヤーにほつれがあったからなんですね~

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写真を見ていただければご理解いただけると思いますが、ワイヤーにほつれが

あります。ちょうど、ワイヤーアウターエンド(金属)と頻繁に擦れている部分が

切れていますね。

このまま、使用し続ければ、やがて完全に切れてしまっていたと思います。

ワイヤーの価格は、三千円弱です。ですが、切れてしまったら走行するのも

厳しいでしょう。

今回は、車検整備時に発見しましたが、通常点検時にもワイヤーの作動点検と、

給油しています。そして、交換が必要と判断しましたらご案内します!!

(後、ワイヤーのタイコ部分にグリスアップすることで、動きと耐久性が格段にアップします)

ということで、皆様に日々引っ張られ、けなげにクラッチレリーズレバーを動かして

いるんですね~

すばらしい!!  愛すべきクラッチワイヤー!

最近のラインナップでは、クラッチワイヤーを採用しているモデルは多くありませんが

個人的には、油圧式(クラッチマスターシリンダー採用)よりもシンプルで好ましいです。

また、クラッチの摩耗状態も油圧式より分りやすいと思いますし・・・

まさに、哀愁シリーズにふさわしいですね~

それでは、次回も宜しくお願いしますね!!


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