M1000R、現る。

2023年05月20日 | モトラッド京葉からのお知らせ

こんにちは、モトラッド京葉 中村です!

 

 

 

 

 

 

 

突然ですが、"M"というアルファベット。

嗚呼、ビマー(って今呼ぶんですかね)の皆様にとっては
なんと甘美な一文字なのか…。

 

 

 

そうです。

BMWの界隈で"M"といえば、モータースポーツにおける
BMWのブランドおよび概念そのもの
を意味する、
非常に重要な意味を持つアルファベットです。

車でGTRと聞けば、「とりあえず速くてすごそう」と感じるのと一緒です。
ちなみに私ゃGTRならコッチ派

 

 

四輪のBMWでは長らく親しまれているMの称号ですが、
BMW Motorradで使用されたのはここ最近。

遡ること2019年、それはS1000RRにMパッc…

 

 

 

 

 

「~話長ぇよ」って?
自分でもそう思い始めたところです。

 

 

 

 

 

 

じゃん。

 

~ということで、M1000Rが当店にも入ってきましたよ!
※2台とも既にご成約済みですが、お客様ご了承の上店内で展示中です。

 

いやはや、3月の東京モーターサイクルショー(以下TMCS)でチラッと見掛けましたが、
改めて至近距離で見るとイカツいのなんの…。

ちなみにTMCSではプレミアムライン(黒い方)が置いてありました。

 

 

 

 

生い立ちや形状が似ているS1000Rと比較すると、外観上は

・ウイングレットが追加
・リアサスペンションのコイルが青色になった(コイルというか、そもそも別物ですが)
Mブレーキキャリパーを装備
・全体のグラフィックがM1000R専用のデカールに変更
・アンダーカウル(スポイラー)の追加
・バックミラーがバーエンドタイプに変更

~といった違いが見受けられます。

 

他は全体的にS1000Rと共通点が多そう。

 

 

 

アウターチューブが黒いマルゾッキがシブい…!
そしてアクセントにもなる青色のMキャリパーが良い味出してます。

 

 

 

 

 

 

まぁその、皆様同じ意見かと思いますが…、

 

 

 

 

 

 

 

ネイキッドバイクにウイングレット付けるぅ!?

 

いや、格好良いよ?それはわかるよ?
それでしっかり整流効果(又は荷重)も確保出来るんでしょうけど、
そもそもこれネイキッドバイクだからね!?

大体、M1000Rの兄弟機ともいえるデザインのS1000Rが
「S1000RRからカウル外しました!」ってバイクなのに、
その上から「えぃっ、ウイング付けちゃえっ♪」ってならないでしょ、フツー!

 

 

…まぁ、そうは言っても
メーカー自らがステレオタイプを無視しまくった
バイクは大好きです。

乗り物なんざ我が道を往ってナンボですよ。

 

 

 

 

 

 

加えて目を惹く点はコレでしょうか。

 

 

 

 

 

BMW Motorradの公式HPをそのまま引っ張ってきた画像で、
上がS1000RR、下がM1000Rのデータ。

 

比べて頂くと判りますが、

ボア×ストローク
・最大出力/rpm
・最大トルク/rpm
圧縮比

~などなど、エンジンがまるっきり一緒。

 

 

 

 

 

同じS1000RR由来のエンジンを積んでいるS1000Rですと、
元々のエンジンから圧縮比を多少下げたことで
「S1000RRの速さや楽しさをキープしつつ、乗りやすさも考慮しているぜ!」
~となるのですが、

 

 

 

M1000Rの場合、圧縮比も何もいじらずに
「S1000RRのエンジンそのまま載せちゃった☆」というバイクなので、
扱いやすさとかは二の次にして性能だけにひたすら特化。

 

…なんかこう、思い切ってますね。

 

 

 

 

 

ちなみに、白と黒とでは仕様に違いがありまして、

 

"M"らしいカラーリングや鍛造アルミホイールが硬派な白(スタンダード)と…、

 

 

 

とりあえず外装もホイールもカーボン特盛
ステップ等はビレットパーツに差し変わった黒(プレミアムライン)となります。

 

 

お値段はそれぞれ、

白(スタンダード)
¥2,652,000

 

黒(プレミアムライン)
¥3,328,000

~となります。

 

中々のレア度且つぶっ飛んだパフォーマンスを誇り、
且つ2023年5月現在最新鋭のマシンですので、

ご興味のある方は是非見に来て下さいね!

以上、中村でした!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする