こんにちは、モトラッド京葉 中村です!
さぁ、前回に続いて当店選りすぐりの在庫たちを紹介しましょう。
おぉ?
おぉぅ…!?
…お?
……
ヒッ…ヒィィィィッ…!
誰かっ、誰か助けて!!
…はい、F900Rがいっぱいです。
途中、赤い車両を2回登場させましたけど、アレ実際に2台在庫あるんで。
いやねぇ、色眼鏡とかは抜きで、F900Rは決して悪いバイクではないんですよ。
~ですけど、(ディーラースタッフだからこそ敢えて述べますけど)2024年現在、この1,000ccに満たない大型バイクは突き抜けた個性をお持ちの方々が各メーカーから推参していて、どうもF900Rって埋もれるんですよねぇ…。
ほら、例を挙げると(名前は挙げないけど)、
・時の名車を思わせるデザインに、日本人の心を鷲掴みにする直4エンジンを搭載したK社のネイキッド。
・十数年前に「(どう見ても見た目SSですけど)純粋に超面白いストリートバイクです」って名目で登場して以降、すっかりお馴染みとなったT社の3気筒フルカウルスポーツ、もしくはネイキッド。
・「ウチだって4ストトリプルを造ってたわぃ!(※)」と言わんばかりに、T社に真っ向勝負を仕掛けるY社のクレイジーなネイキッド。
※実は1976年にナナハンの3気筒を出してます。まぁT社もえらい昔に3気筒出してますけど。
・有無を言わさぬ流麗なデザインを持つ、T社のもう一つのライバルであるM社の3気筒SS。
・ヨーロッパの市場を席巻したVツインスポーツのエンジンを引っ提げる、小粋なS社のアドベンチャー。
・パワーと軽さの事しか眼中にない(中村なりの誉め言葉)K社の脳筋ネイキッド。
…うん、怪獣大決戦。
もっと言えば、「コンパクトでレトロなデザインで注目を集めつつ、同社ならではの切れ味ある走りが楽しめるD社のネイキッド」だとか、「スクーター(厳密にはスクーターではないですが)とオフロードを融合させた全く新しいH社のナナハン」などの強キャラも待ち構えているので、”多少の個性程度”だと即座に埋没するっていう。
総合性能ではまぁまぁ高水準であるうえ、デザインや製品としての完成度も上々のF900R。
~でもほら、市場ってそういうものじゃないですか。
”そこそこイケメンで心優しく、文武両道な優等生”の横に”ハイスクール!奇面組の5人”が居たら、どうしてもそっちの方が気になっちゃうのが人間のサガじゃないですか。
「ぶっちゃけBMW Motorradの現行ロードスターも変わった顔してる」って?
顔の話をしているのではない!
一応、ここでちゃんとF900Rを擁護すると、
・堂々の105馬力・トルク92Nm
ミドルクラスの並列2気筒で100馬力オーバーは、多分F900RとK社のソレだけ。
・装備重量215kg
本音を言うと、ミドルクラスとしては少し重たい気もしますが、オートバイ全体で見たら軽い方かなと。
・目まぐるしい路面状況となる欧州の地で鍛え上げた足回り
日本みたいに「殆ど舗装済みで、最高速度も高速道路の一部区間で120km/hまでです」って環境じゃないからねぇ、アウトバーンぶっ飛ばしたり石畳を走ったり。
・クイックシフター、グリップヒーター、ETC2.0が標準装備
後付けだと10万は免れない。というかクイックシフターは後付け出来る車種が限られる。
・中々攻めたデザインと排気音を持つマフラー(サイレンサー)
カスタムする必要が無いくらいのデザイン性。
・純正パニアケース(別売り)を簡単に付け外し出来る構造
長距離ツーリングやご近所を軽く走る場合などなど、状況に応じて簡単にチェーンジ出来ます。
※2024年以降は別途部品を追加する必要有り。
~などなど、質実剛健さの中にFUNな要素をちょいと効かせて、実用も楽しさも両立させた造りであることが窺えます。
~そう考えると、もはや御神体みたいな扱いをされているK社や、「乱暴に扱うとケガするぞッ☆」という態度を露わにしているY社やK社が如何にぶっ飛んでいるかがよく判ります。
いや、本音を言うと個人的には大好きですけどね(特に後者)。
まぁ、そんなこんな、BMW Motorradを陰で支えるF900Rにまつわる説明でした。
ではサクッと在庫の紹介をば。
2023年モデル・スタンダード
税込乗り出し価格1,080,000円
なんとビックリ、ブログを公開した翌日(8月29日)に安くなったよ!
2024年モデルと比べて
・DRLがくっ付いている
・パニアケースホルダーも標準装備
・クルーズコントロール有り
・ローダウンサスペンションと(お尻の痛い)ローシートを標準装備
~と、結構違いのある2023年のスタンダード仕様。
新車当時の車両価格は1,375,000円、乗り出し価格は1,495,000円で御座いやす。
お得でしょう?そうでしょう?
2023年モデル・プレミアムライン
税込乗り出し価格:1,110,000円
上述の2023年度版スタンダードに加え、現行モデルでは取り除かれてしまったダイナミックESA(電子制御サスペンション)を装備するトレビア~ンなF900R。
あぁ、ローシートではないのでご安心を。
ローダウンサスペンションではない為足着き性が少々気になるかも知れませんが、その分ストローク量が多いほか重心も高く、クッション性やヒラヒラ感は更に際立ちます。
新車当時は車両価格が税込み1,468,000円、乗り出し価格が1,588,000円でげす。
2024年モデル・赤
税込乗り出し価格:990,000円
S1000RRやG310GSなどと共通のカラーリング、”レーシングレッド”がシゲキ度MAX!
2024年モデルなので装備が少々少なめですが、その分価格はグッと抑えましたよ。
あとシートはローシートじゃないのでご安心を。
「~ローシートに嫌がらせでも受けた?」って思ったでしょ。
いや、F900R / XRのローシートって痛いんだもん(切実)。
2024年モデl…あっ、はい、スミマセン。
※ちなみにGoo Bikeには載ってません。全く同じ車両を2台載せてもアレなんで。
2024年モデル・黒
税込乗り出し価格:990,000円
BMW Motorradの大定番、ブラックストームメタリックで塗装した2024年モデル。
仕様は赤と一緒。~なのでローシートではないです。
2023年のモノとはデカールのデザインやホイールの色などが異なります。
~と、様々なバリエーションのF900Rが皆さんを待ち構えているので、「うん、すごく好きなんだ……F900R」って人は是非お問い合わせ下さい。
モトラッド京葉:047-396-8412
以上、中村でした!
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