【医療のウソ】
「SAPIO 11月号が、「医療のウソ」という面白い特集を組んでいる。「朝日悪口特集」もあるが、これは二番煎じで面白くない。 で、SAPIOの医療特集(「医薬経済」10/15号は献本をありがたく読んでいるが、これにも詳しく載っている。)には、第一三共、武田薬品、中外製薬、ファイザー、アステラス、エーザイ、グラクソ・スミスクライン、の7社から「原稿執筆料」等の名目で謝金を受け取った . . . 本文を読む
【修復腎移植ものがたり(10)輸入された腎臓】
アメリカの移植医療費の構成は、①臓器代、②入院費、③手術費から成り立っている。これらの費用は、民間医療保険会社から支払われるか、低所得者用のメディケイドにより政府から支払われるかの違いはあるが、①の臓器代として患者は腎臓や心臓だと16000ドル(82年の外為レートで約400万円)を支払わなければならない。ポール・テラサキの「US腎」の場合は、この部 . . . 本文を読む
【小川論文要約】
小川由英先生による<腎細胞切除後の非血縁ドナーからの腎移植:10例の報告>という国際移植雑誌に投稿された英語論文の要旨をお知らせします。訳文の文責はすべて私にあります。
この内容から見ると、再申請が行われれば厚労省は喜びこそすれ、拒否する理由はちっともないと私は考えます。来年3月に高原史郎という最大のがんが定年と任期終了で除去されれば、大団円も近いなという印象を受けました。こ . . . 本文を読む
【ドングリ調理】
「ドングリは水で晒すとあくが抜ける」と東京の栄養学者W氏がメールで知らせてくれたので、実験することにした。調理場にゆでたまま置いてあったドングリを、まずアーミーナイフの短い刃を使って縦に切断した。こうすると殻がすぐに取れる。「たで食う虫」というが、1個だけ虫食いのドングリがあり、中に死んだ幼虫がいた。このドングリは表面にカビがわいていた。
ついで「晒す方法」を考えた。ザルに入 . . . 本文を読む
【昆虫整理】
もうセミの声は消え、昼は鹿の啼き声、夜は虫の音が盛んだ。庭にはカマキリが数匹、3種くらいいて産卵を行っている。これは滅多に見かけないがコカマキリだと思う。(写真1)
(写真1)
夏の間に集めたセミの抜け殻、セミやクモやクワガタの死骸を整理した。(写真2)生き物を殺さなくても庭と雑木林を歩けば標本は集まるし、中には勝手に仕事場に侵入して、ピレトリンのスプレーを吹きかけられて、翌日明 . . . 本文を読む