【閔妃の写真】李氏朝鮮の末期に、国王高宗の妃である閔妃(みんぴ)がその血縁者(外戚)と共に王室・政府の支配権を握った。そのために邪魔になる国王の父、執政大院君を清軍に拉致してもらう(1882)ことまでした。また日本に亡命していた金玉金を1894年上海に誘い出し、刺客により暗殺している。
日清戦争後、閔妃はロシアに接近し、その後ろ盾を得ようとしたので、在朝日本領事館に出入りする日本と朝鮮の壮士たち . . . 本文を読む
【訂正など:中江兆民】6/12号で、兆民の告別式で「改葬御礼の挨拶」をした人物を大石誠之助と書いたが、あれは私の勘違いで「大石正巳」が正しかった。この時のスピーチは幸徳秋水「兆民先生・兆民先生行状記」(岩波文庫)に入れられており、てっきり幸徳秋水と交流があった和歌山・新宮の医師「大石誠之助」だと思い込んでいた。スピーチ冒頭に「大石正巳演説」とちゃんと書いてあるのだが見落とした。兆民の知友に意外に医 . . . 本文を読む
【不思議な日本人】ネットで「レコードチャイナ」を見ていて、不思議な記事に出くわした。
「中国人から見た日本のおかしなところ10選」というタイトルの記事で、これが何と中国メディアによる記事を台湾メディアが転載して報じたもの。
http://www.recordchina.co.jp/b181070-s0-c60.html
大陸の中国人が日本人の生活様式で「おかしなところ」と報じたものであり、親日色が . . . 本文を読む
1)「医薬経済」6/15号のご恵送を受けた。お礼申し上げます。
今号の「エンディングノート」には戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏が登場していた。ライターによる談話筆記なのだが、読んでも彼の死病がさっぱりわからない。掲載の顔写真を見るとヨットマンだから、紫外線による皮膚の弾性線維の老化が激しく、皺が目立つがとくに死病に取りつかれているとは思えない。読んで釈然としなかった。
別の話になるが、小林麻 . . . 本文を読む
6/15(木)の午後10時頃、書庫に行こうと勝手口のドアを開けたら、西の小川の上をヘイケボタルが2匹飛んでいるのを認めた。小さな灯りなのだが周囲が真っ暗闇なのでよく見える。ゆっくりと上下に揺らぐようにして飛んでいる。
卯の花、ホトトギスと自然は移ろい、蛍が出て来て「夏は来ぬ」となった。変わったのは人間がやる「田植え」の風景がなくなったことだけだ。もっともヘイケボタルも町の人のうわさでは、今年は . . . 本文を読む