【献本お礼など】
★高松市に住む医学部の同級生印藤孝彦君から「日本社会の生活習慣病 NO.32」の恵送を受けた。お礼申し上げる。昨年の4月末で内科医院を閉院したそうで、国内旅行先が増え、時間が出来たのか話題も増えている。NHK大河ドラマの感想もあるので、今回は124ページと厚い小冊子になっている。
昨年10月のレギュラー・ガソリンの価格が160円/Lと書いてあり、「そうだったな」と思い出した。ことし1月はセルフで130円になっている。対ドル・日本円は1/6頃は106円、今日1/15は108円と円高が続いている。とうとう日銀は「2%の物価上昇目標」の達成時期の明示を取り下げてしまった。ブロック経済化の進行がこのまま続けば、円高も進むだろう。米ドルは1996年頃、一時80円を割り込んだことがある。
大河ドラマというと、たいてい人物中心だから、私は観ない。見たいのは明治維新(1868)から戊辰戦争、函館戦争、廃藩置県、「岩倉遣欧使団派遣」、「明治6年の政変」、「明治14年の政変」を通じて、憲法の制定(M22年)・国会の開催(M23年)に至る明治前半の物語だ。この約20年間の激動を通じて「近代国家」日本が誕生した。英国の作家・歴史家H.G.ウェルズが「世界史の奇跡」(「世界史概観(下)」岩波新書)と呼んだ時代だ。
ドラマ化映画にすればトルストイ「戦争と平和」に匹敵する長さになると思うが、実現すれば国民だけでなく、かつて日本が侵略した国の人たちに「日本はなぜ東洋で最初に近代国家を樹立できたのか」を理解してもらえると思う。だが残念ながら、この台本が書けるだけの作家が私には思い当たらない。
印藤君にはこれからも体調を維持して、健筆を続けられることを切に祈る。
★ ★「医薬経済」(医薬経済社、月2回刊)のご恵送が続いている。感謝申し上げる。
今年1/1号から表紙絵が変わり、今までの和食や風景の絵から、武士や武具を描いたものになったのに驚いた。「鳥集徹の口に苦い薬」、鍛冶孝雄の「読む医療」は相変わらず面白い。武田薬品がアイルランドの製薬会社「シャイアー」を7兆円で買収し、世界トップテンの初の日本メガファーマが誕生することになったことは 先週(1/6以後)になってマスメディアが報じたが、この問題については同誌12/15号が、舞台裏の動きも含めて詳しく報じている。
この話も日産のゴーン社長誕生とよく似ていて、武田が2014年に英グラクソ・スミスクライン社からクリストファー・ウェーバ氏を社長として引き抜いたところから始まるのだそうだ。経済のグローバル化に伴い社長(CEO)を外国人が勤めるケースは、意外に多くなっているようだ。
11/1の「読む医療」では小生の旧著「覚悟としての死生学」(文春新書)を取り上げてもらって、ありがたく思う。あの本はAMAZONの評価は高いのだが、どういう理由か出版社が初版(2004)で絶版にしてしまった。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E8%A6%9A%E6%82%9F%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%AD%BB%E7%94%9F%E5%AD%A6
今は古書でしか入手できない。昨年ある電子出版に特化した会社からキンドル版のオファーがあったが、著者の初期負担が大きいのでお断りした。古書はかなり出回っているはずなので、興味ある方はこれを読んでほしい。
★高松市に住む医学部の同級生印藤孝彦君から「日本社会の生活習慣病 NO.32」の恵送を受けた。お礼申し上げる。昨年の4月末で内科医院を閉院したそうで、国内旅行先が増え、時間が出来たのか話題も増えている。NHK大河ドラマの感想もあるので、今回は124ページと厚い小冊子になっている。
昨年10月のレギュラー・ガソリンの価格が160円/Lと書いてあり、「そうだったな」と思い出した。ことし1月はセルフで130円になっている。対ドル・日本円は1/6頃は106円、今日1/15は108円と円高が続いている。とうとう日銀は「2%の物価上昇目標」の達成時期の明示を取り下げてしまった。ブロック経済化の進行がこのまま続けば、円高も進むだろう。米ドルは1996年頃、一時80円を割り込んだことがある。
大河ドラマというと、たいてい人物中心だから、私は観ない。見たいのは明治維新(1868)から戊辰戦争、函館戦争、廃藩置県、「岩倉遣欧使団派遣」、「明治6年の政変」、「明治14年の政変」を通じて、憲法の制定(M22年)・国会の開催(M23年)に至る明治前半の物語だ。この約20年間の激動を通じて「近代国家」日本が誕生した。英国の作家・歴史家H.G.ウェルズが「世界史の奇跡」(「世界史概観(下)」岩波新書)と呼んだ時代だ。
ドラマ化映画にすればトルストイ「戦争と平和」に匹敵する長さになると思うが、実現すれば国民だけでなく、かつて日本が侵略した国の人たちに「日本はなぜ東洋で最初に近代国家を樹立できたのか」を理解してもらえると思う。だが残念ながら、この台本が書けるだけの作家が私には思い当たらない。
印藤君にはこれからも体調を維持して、健筆を続けられることを切に祈る。
★ ★「医薬経済」(医薬経済社、月2回刊)のご恵送が続いている。感謝申し上げる。
今年1/1号から表紙絵が変わり、今までの和食や風景の絵から、武士や武具を描いたものになったのに驚いた。「鳥集徹の口に苦い薬」、鍛冶孝雄の「読む医療」は相変わらず面白い。武田薬品がアイルランドの製薬会社「シャイアー」を7兆円で買収し、世界トップテンの初の日本メガファーマが誕生することになったことは 先週(1/6以後)になってマスメディアが報じたが、この問題については同誌12/15号が、舞台裏の動きも含めて詳しく報じている。
この話も日産のゴーン社長誕生とよく似ていて、武田が2014年に英グラクソ・スミスクライン社からクリストファー・ウェーバ氏を社長として引き抜いたところから始まるのだそうだ。経済のグローバル化に伴い社長(CEO)を外国人が勤めるケースは、意外に多くなっているようだ。
11/1の「読む医療」では小生の旧著「覚悟としての死生学」(文春新書)を取り上げてもらって、ありがたく思う。あの本はAMAZONの評価は高いのだが、どういう理由か出版社が初版(2004)で絶版にしてしまった。
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E8%A6%9A%E6%82%9F%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E6%AD%BB%E7%94%9F%E5%AD%A6
今は古書でしか入手できない。昨年ある電子出版に特化した会社からキンドル版のオファーがあったが、著者の初期負担が大きいのでお断りした。古書はかなり出回っているはずなので、興味ある方はこれを読んでほしい。
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