【献本等お礼】
高橋幸春氏から、「医薬経済」5/1号(医薬経済社)のご恵送を受けた。ありがとうございました。
「腎移植移植の真実」第3回が掲載されており、今回は「移植学会への反論」で、病腎移植の「調査委員会」の委員を務めた堤寛教授(藤田保健衛生大学医・病理学)、「NPO移植への理解を求める会」の向田陽二代表、藤田士朗フロリダ大準教授(当時)などによる3/30/2014の高原発表と翌日の「4学会共同声明」の不当性追求が取り上げられている。
特に08年5月「超党派議員の会」で阪大高原史が述べた、「腎移植の経験はだいたい1000例あります」という大ウソが取り上げられている。(これはテープ起こし原稿が存在する。)阪大での腎移植は年間20例程度だ。全部一人でこなしても50年かかる。こんな嘘つきが理事長なのだから、本当に日本移植学会はどうかしている。
今後の展開が楽しみだ。
別記事で「つまづく分業と薬局」というのがあり、病院や医院の「門前」にある薬局が厚労省の①調剤基本料の算定要件の改定、②体制加算の導入により、個人経営がピンチになっているそうだ。私も「医薬分業」とは名ばかりで、病院の前の薬局で薬を受け取る今のシステムはおかしいと思っているから、納得できた。ジェネリック薬品ももっと普及すべきだと思う。
竹岡俊樹氏から近著『石器・天皇・サブカルチャー:考古学が説く日本人の現実』(勉誠出版, 2014/5)の献本を受けた。お礼申し上げます。これは日本文化の歴史を「外世界」(想像上の世界)、「内世界」(日常世界)と「境界領域」に分類(「位相分類」)して、この枠組みで「ええじゃやないか」現象やオウム真理教などの特異的現象を解き明かそうという意欲的な著作だ。E.O.ウィルソン『知の挑戦:科学的知性と文化的知性の統合』(角川書店, 2002)を連想させるところがある。
竹岡氏は旧石器研究の専門家で、「遺跡捏造事件」が起こる前から、「日経サイエンス」で、旧石器の割れ方から作製手順が判明し、そこから右利き、左利きだけでなく、脳の働き方つまり言語がわかる、という主張を読んで「なるほど」と感銘を受け、名前は知っていた。
本書では「考古学、日本史学、民俗学、言語学、先史学、人類学」を総合して、新しい「非唯物史観(マルクス主義でない)歴史学」を提唱している。STAP騒動が終わり、心と時間にゆとりが出来たら、じっくり読んでみたい。
お手紙によると「旧石器遺跡捏造」をテーマにした『考古学崩壊』著書を、早くも6月に出版予定とのこと、それには私も登場するそうで楽しみにしている。
連休が終り、小川由英先生の腎移植論文が完成しただろうかと気にかかる。早くSTAP騒動が終わり、修復腎移植の「先進医療」再申請が行われることを祈っている。
高橋幸春氏から、「医薬経済」5/1号(医薬経済社)のご恵送を受けた。ありがとうございました。
「腎移植移植の真実」第3回が掲載されており、今回は「移植学会への反論」で、病腎移植の「調査委員会」の委員を務めた堤寛教授(藤田保健衛生大学医・病理学)、「NPO移植への理解を求める会」の向田陽二代表、藤田士朗フロリダ大準教授(当時)などによる3/30/2014の高原発表と翌日の「4学会共同声明」の不当性追求が取り上げられている。
特に08年5月「超党派議員の会」で阪大高原史が述べた、「腎移植の経験はだいたい1000例あります」という大ウソが取り上げられている。(これはテープ起こし原稿が存在する。)阪大での腎移植は年間20例程度だ。全部一人でこなしても50年かかる。こんな嘘つきが理事長なのだから、本当に日本移植学会はどうかしている。
今後の展開が楽しみだ。
別記事で「つまづく分業と薬局」というのがあり、病院や医院の「門前」にある薬局が厚労省の①調剤基本料の算定要件の改定、②体制加算の導入により、個人経営がピンチになっているそうだ。私も「医薬分業」とは名ばかりで、病院の前の薬局で薬を受け取る今のシステムはおかしいと思っているから、納得できた。ジェネリック薬品ももっと普及すべきだと思う。
竹岡俊樹氏から近著『石器・天皇・サブカルチャー:考古学が説く日本人の現実』(勉誠出版, 2014/5)の献本を受けた。お礼申し上げます。これは日本文化の歴史を「外世界」(想像上の世界)、「内世界」(日常世界)と「境界領域」に分類(「位相分類」)して、この枠組みで「ええじゃやないか」現象やオウム真理教などの特異的現象を解き明かそうという意欲的な著作だ。E.O.ウィルソン『知の挑戦:科学的知性と文化的知性の統合』(角川書店, 2002)を連想させるところがある。
竹岡氏は旧石器研究の専門家で、「遺跡捏造事件」が起こる前から、「日経サイエンス」で、旧石器の割れ方から作製手順が判明し、そこから右利き、左利きだけでなく、脳の働き方つまり言語がわかる、という主張を読んで「なるほど」と感銘を受け、名前は知っていた。
本書では「考古学、日本史学、民俗学、言語学、先史学、人類学」を総合して、新しい「非唯物史観(マルクス主義でない)歴史学」を提唱している。STAP騒動が終わり、心と時間にゆとりが出来たら、じっくり読んでみたい。
お手紙によると「旧石器遺跡捏造」をテーマにした『考古学崩壊』著書を、早くも6月に出版予定とのこと、それには私も登場するそうで楽しみにしている。
連休が終り、小川由英先生の腎移植論文が完成しただろうかと気にかかる。早くSTAP騒動が終わり、修復腎移植の「先進医療」再申請が行われることを祈っている。