【アベベ?】
NYT日本語版が充実して来た。「トルコがISから石油を密輸している」という報道の詳細を読みに行った。
http://jp.wsj.com/articles/SB11984305046321184388704581389090295837476
そしたら右下に「Most Popular Articles」という人気記事ランキングあり、そこに「【社説】アベノミクス、今こそ再考の時」という論説がトップになっていて驚いた。やはり見る人は見ているのだと思った。
11/27の「毎日」、「仲畑流万能川柳」という欄に傑作川柳がいくつか載っていた。これも読む人が読めばわかる。
<若作りしてるがアベベ知るおかみ>(湖西・宮司孝雄)
これはエチオピアのランナーとアベ首相をかけていると理解した。ローマ(1960)と東京(1964)のマラソン金メダリストを知っているというだけでは、川柳の面白さがない。
これは<上喜撰たった四杯で夜も寝られず>という黒船が来た時の川柳のように、表の意味と裏の意味があると思う。「アベ」と「アカンベ」を合成すれば「アベベ」になる。
12/3「産経」の「産経抄」と「阿比留瑠比の極言御免」が「ユーキャン新語・流行語大賞2015」の受賞語に噛みついている。だが、「アベ政治を許さない」は第3位で、受賞者(考案者)が作家の澤地久枝であることにも、「一億総活躍社会」が5位で受賞者が安倍首相であることには、まったくふれていない。(トップテンの受賞語と受賞者を表にしてちゃんと報道したのは「毎日」だけだった。)
「アホノミクス」は浜矩子のオリジナルかと思っていたら、「産経抄」氏が「一昨年候補の50語には<アベノミクス>とともに<アホノミクス>が入っていた。」と教えてくれた。
嘉永6(1853)年6月3日、ペリー提督がアメリカ海軍の軍艦4隻を率いて浦賀にやって来た時、将軍家慶(いえよし)は重病、老中たちは筆頭の安部正弘(海防掛)を初めあわてふためいた。
この時も筆頭老中を皮肉る狂歌が作られている。(半藤一利「幕末史」新潮文庫)
<古の蒙古の時とあべ(安部)こべに 波風たてぬ伊勢の>
福山藩主である老中安部伊勢守(いせのかみ)、元寇の役、神風と伊勢神宮が折り込まれている。
これは表の意味は「昔、蒙古来襲の時には、神風が吹いたが、黒船が江戸湾に侵攻して砲撃を加え、大騒ぎになっているのに、この度はちっと神風が吹かない」であり、
裏の意味は「蒙古来襲の時には敵を迎え撃ったのに、安部伊勢守は黒船の国書を受理して平和裡に立ち去らせようとしている」である。
この時、攘夷論者の水戸斉昭のいうように粗末な大砲で黒船を砲撃していたら、「阿片戦争」の清国みたいになっていただろう。
得意になって自分の経済政策を「アベノミクス」と言いだしたのは安倍首相自身だ。レーガノミクスの下手なコピーにすぎない。だから「アベ政治」とか「アホノミクス」という言葉が生まれた。身から出たサビだろう。
庶民が時の政権をコケにするのは社会が健全な証拠で、阿比留氏も産経抄氏ももっと度量をもってもらいたいものだ。
「毎日」の川柳はまだある。
<一億と聞けば玉砕思い出し>(東京・かもめ)
<説明も国会もさけまた外遊>(別府・タッポンZ)
<美しい国何処へやったかお殿様>(東大阪・きくさん)
このように庶民の諧謔精神は健在である。
驚いたのは11/29「産経」の「古典個展(コテンコテン)」という漢学者加地伸行のコラムだ。これまで安部支持のコラムを書いていたが、今回は「一億総活躍社会」を「一億総ぶら下がり社会」だと、真っ向から批判している。末尾は、「自分を政策ブレーンにせよ」という主旨の売り込みだが…。
加地の「古典個展」は「産経」サイトで過去記事がフリーに読めるのだが、どういうわけか11/29記事はまだアップされていない。
これよりもっと痛烈なのが、経済学者浜矩子の新著タイトルだ。
「さらばアホノミクス:危機の真相」(毎日新聞出版, \1188)
最近「毎日ワンズ」という出版社の本の新聞広告をよく見るので、「毎日」の子会社化と思っていたが、元毎日の記者がやっているだけで、「毎日新聞出版」は健在のようだ。私はテレビで彼女の顔をみると気分が悪くなる口だが、書いたものは別だから、読んでみたいと思う。
NYT日本語版が充実して来た。「トルコがISから石油を密輸している」という報道の詳細を読みに行った。
http://jp.wsj.com/articles/SB11984305046321184388704581389090295837476
そしたら右下に「Most Popular Articles」という人気記事ランキングあり、そこに「【社説】アベノミクス、今こそ再考の時」という論説がトップになっていて驚いた。やはり見る人は見ているのだと思った。
11/27の「毎日」、「仲畑流万能川柳」という欄に傑作川柳がいくつか載っていた。これも読む人が読めばわかる。
<若作りしてるがアベベ知るおかみ>(湖西・宮司孝雄)
これはエチオピアのランナーとアベ首相をかけていると理解した。ローマ(1960)と東京(1964)のマラソン金メダリストを知っているというだけでは、川柳の面白さがない。
これは<上喜撰たった四杯で夜も寝られず>という黒船が来た時の川柳のように、表の意味と裏の意味があると思う。「アベ」と「アカンベ」を合成すれば「アベベ」になる。
12/3「産経」の「産経抄」と「阿比留瑠比の極言御免」が「ユーキャン新語・流行語大賞2015」の受賞語に噛みついている。だが、「アベ政治を許さない」は第3位で、受賞者(考案者)が作家の澤地久枝であることにも、「一億総活躍社会」が5位で受賞者が安倍首相であることには、まったくふれていない。(トップテンの受賞語と受賞者を表にしてちゃんと報道したのは「毎日」だけだった。)
「アホノミクス」は浜矩子のオリジナルかと思っていたら、「産経抄」氏が「一昨年候補の50語には<アベノミクス>とともに<アホノミクス>が入っていた。」と教えてくれた。
嘉永6(1853)年6月3日、ペリー提督がアメリカ海軍の軍艦4隻を率いて浦賀にやって来た時、将軍家慶(いえよし)は重病、老中たちは筆頭の安部正弘(海防掛)を初めあわてふためいた。
この時も筆頭老中を皮肉る狂歌が作られている。(半藤一利「幕末史」新潮文庫)
<古の蒙古の時とあべ(安部)こべに 波風たてぬ伊勢の>
福山藩主である老中安部伊勢守(いせのかみ)、元寇の役、神風と伊勢神宮が折り込まれている。
これは表の意味は「昔、蒙古来襲の時には、神風が吹いたが、黒船が江戸湾に侵攻して砲撃を加え、大騒ぎになっているのに、この度はちっと神風が吹かない」であり、
裏の意味は「蒙古来襲の時には敵を迎え撃ったのに、安部伊勢守は黒船の国書を受理して平和裡に立ち去らせようとしている」である。
この時、攘夷論者の水戸斉昭のいうように粗末な大砲で黒船を砲撃していたら、「阿片戦争」の清国みたいになっていただろう。
得意になって自分の経済政策を「アベノミクス」と言いだしたのは安倍首相自身だ。レーガノミクスの下手なコピーにすぎない。だから「アベ政治」とか「アホノミクス」という言葉が生まれた。身から出たサビだろう。
庶民が時の政権をコケにするのは社会が健全な証拠で、阿比留氏も産経抄氏ももっと度量をもってもらいたいものだ。
「毎日」の川柳はまだある。
<一億と聞けば玉砕思い出し>(東京・かもめ)
<説明も国会もさけまた外遊>(別府・タッポンZ)
<美しい国何処へやったかお殿様>(東大阪・きくさん)
このように庶民の諧謔精神は健在である。
驚いたのは11/29「産経」の「古典個展(コテンコテン)」という漢学者加地伸行のコラムだ。これまで安部支持のコラムを書いていたが、今回は「一億総活躍社会」を「一億総ぶら下がり社会」だと、真っ向から批判している。末尾は、「自分を政策ブレーンにせよ」という主旨の売り込みだが…。
加地の「古典個展」は「産経」サイトで過去記事がフリーに読めるのだが、どういうわけか11/29記事はまだアップされていない。
これよりもっと痛烈なのが、経済学者浜矩子の新著タイトルだ。
「さらばアホノミクス:危機の真相」(毎日新聞出版, \1188)
最近「毎日ワンズ」という出版社の本の新聞広告をよく見るので、「毎日」の子会社化と思っていたが、元毎日の記者がやっているだけで、「毎日新聞出版」は健在のようだ。私はテレビで彼女の顔をみると気分が悪くなる口だが、書いたものは別だから、読んでみたいと思う。
1、何処で?
2、誰が(どのような人物が)?
3、流行っている地域
を明確にしないのは科学的ではなく信憑性低いですね!
「反日世界で」
2、誰が(どのような人物が)?
「マスコミ&左翼系」
3、流行っている地域
「反日世界」
いずれも中韓に侵略されて強制労働したい人が言ってるんです。
これ、どんだけひっくり返して読んでも、安倍首相は引っ掛けてないよね。
<「アベ」と「アカンベ」を合成すれば「アベベ」になる。>
ケトン体で頭おかしくなったんじゃなかろうか。
アベノミクスは決して褒められたもんじゃないが、ミンス党と較べたら月と鼈。月と竃。
上喜撰の「狂歌」は、「泰平の眠りを覚ます」で始まるのがうまい。
ロシアや北朝鮮などの独裁国家と違い、言論統制されていない証なんですね。
ちなみに関係ないけど五輪エンブレムの応募をしましたが、私が当選するように祈ってください。
エンブレムに応募されたんですか(^o^)*私も応募しようかと思ったんですけど忙しくて…(面倒だったw)
Mr.Sの作品になるといいですね!自分のことのように喜びます。なんなら投票権あれば投票する。
アベベはどうやっても安倍のことではないと私も思う。
ケトン体が回ってケチョンケチョンに…あぁ私もケトン体が回ったようです…
ここで公表しても良いんですが、まだ結果が出ていないので、とっても完璧なエンブレムを後日に発表します。
http://fast-uploader.com/file/7005298081559/
応募に際し、テンプレートにて作成画像をはめ込んだものです。