8-3-2015鹿鳴荘便り／難波先生より

　暑いですね。仕事場の北側の日陰の気温が土曜日は35度に達し、室内でも30度を超え、ついに空調が必要になりました。
　今日は16:00の外気温30度、湿度68%、室内は28度、湿度55%です。
　皆さまも健康管理にはくれぐれもご注意下さい。


　転倒事故の件では、メールや電話でいろいろお見舞いをいただきました。感謝いたします。「転ばぬ先の杖」あるいは「前車のわだち」として、御笑読ください。（今回はその続編もあります。）


　8/5水曜日に高松高裁で修復腎移植の公判がありますが、今回は欠席いたします。高原史の「病腎移植の成績は悪い」とした2007/3の「厚労省での記者会見」の根拠となるデータの解析についての陳述書が提出されており、これを巡って証人喚問するかどうかが、裁判のポイントのようです。
　ぜひ法廷に証人として引きずり出す方向で、弁護団にはお願いしたいと思います。


　「孫は来て良し、いんで（帰って）よし」と広島弁ではいう。静かにはなったが、リビングにがらくたの玩具をいれたプラスチック衣装箱が山になっていて、うっとおしい。


　ハワイにもどった娘と家内がスカイプで話したら、「大事件」が帰路に起こったそうだ。
　出国前の手荷物検査で、トランクを開き、袋を持ち上げたら大きなムカデが取りついていて、ポトンと床に落ち、すぐに壁の穴（排気ダクト）にもぐり込んだそうだ。
　しばらくすると、20〜30メートルほど離れたところにいた中国人らしき一団から声があがり、空港職員を呼んだそうだ。そこでムカデが見つかり、日本人の職員の方がパニックにおちいり、大騒ぎになったという。


　ムカデは我が家で忍び込んだに違いないが、危うくハワイに密入国するところだった。ムカデが処女生殖するかどうか知らないが、「外来生物の侵入阻止」というのは、なかなか難しいものだと思う。



　今回は、
　1.【書評など】「買いたい新書」の書評No. 280 井上理津子「葬送の仕事師たち」、
　献本お礼１＝渡邊昌（元国立栄養・健康研究所理事長）『＜食＞で医療費は10兆円減らせる』、
　献本お礼 2＝山本真珠、短歌同人誌「真樹」８月号「戦後70年、広島平和希求号」
　2.【傷の治り】7/21夜の転倒事故後の経過について、
　3.【戦陣訓の思想】昨夜のNスペ「密室の戦争」を見て、「捕虜」を想定外とした戦陣訓の発想と戦後の危機管理の思想は同じものだと思いました。
　「不都合なこと」はありえないとする発想は結局、日米断交による太平洋戦争へとつながった。
　4.【非常大権法案】1933/3にドイツの首相に非常大権を与えた「全権委任法」の正式名称は「国家と国民の危難を除去するための法」だった。
　閣議決定で実質改憲できるという安倍首相の政治手法は、麻生太郎のいうように「ナチスの手法を勉強して」得られたものだろう。
　5.【あんちょこ】語源について鶴見俊輔の「あんちょこ（おうむ石）」という謎の言葉を調べてみた。
　以上、今回は５つの話題を取り上げました。