ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【自動車事故】難波先生より

2015-11-30 15:39:28 | 難波紘二先生
【自動車事故】
 11/24(火)昼過ぎに西条市街地にある大きな「業務用薬局」に出かけた。リトマス試験紙と尿のpHかケトン体を測定する試験紙があるかと思ったら、尿糖・尿蛋白を計測するものしかなかった。その際にアセトンと過酸化水素溶液を置いてあるか聞いたところ「爆薬の材料となるというお達しがあり、扱っていない」ということだった。さすが日本の警察は徹底している。
 後、「コンビニで糖質を含まない<ふすまパン>を売っている」という週刊誌の記事をみて、ローソンとファミリーマートで探したが、店員も知らなかった。饅頭もパンもうどんも、何年も食べていないので、ちょっと軟らかいパンをかじってみようかと思ったが、ダメだった。

 国道375号線は「日本一悪い国道」と呼ばれている。「日本というシステム」では死者が出ないと改良されない。ことにサンサーラと自宅への入口側道が分かれる部分は、S字状のカーブになっていて、S字の真ん中部分で歩道が対向車線に移動している。このため運転手が錯覚して、カーブに入る時また出る時に歩道を突っ走るとか、歩道と車道の間にあるフェンスに激突するという事故を起こす例が絶えない。また側溝に蓋がしてないために、カーブで脱輪する事故も多い。誰が見ても欠陥国道だが、20年経っても一向に改良されない。
 家の近所まで戻ってくると、軽乗用車がカーブの入口で側溝に前輪を脱輪しているのを認めた。(Fig1.) ここは右手前の長い影の部分が隣の田んぼの石垣で、そこから右に江戸時代の道路、通称「殿様街道」が残っており、国道との分岐部はコンクリートで側溝に蓋がしてある。

(Fig.1:脱輪した軽乗用車。前方が南)
 通り過ぎる時、ウィンカーは点滅しているが、人気がないのが気になったので、いったんサンサーラの駐車場に車を止め、200mほど離れた事故地点まで徒歩で戻った。そしたら運転席に二十くらいの若い女の子が座っていて、しきりにスマホをのぞいている。
 ケガはないかと確かためら「大丈夫」という。「スピードを出しすぎたの?」と聞くと「そうではない」という。たぶん、運転しながらスマホを見ていたのだろうと思った。「この近くにガソリンスタンドと自動車修理をやっている店があるから、レッカー車を呼べばすぐに引き出せるよ。呼んであげようか?」と聞くと「お母さんに連絡したから…」という。お母さんがどこから来るのかは聞かなかった。稚拙な応対にあきれたのだ。通行車両に大迷惑になっているという意識がない。
 「余計なお節介はやめにしよう」と、帰りながら写真を1枚撮影した。写真をよく見ると、急ブレーキの跡がないから側溝に脱輪したまま、殿様街道の側溝コンクリート蓋に激突して停止したのであろう。
 大きなトラックが対向車線に出て、通り過ぎようとしている。そろそろラッシュが始まる時間で、後には車列ができている。しばらく見ていたが、通り過ぎる車で一台も止まって、人の安否を気遣うものがない。「自損事故だから、こうしたものかも知れないな」と思った。
 この11月だけで、この地点の事故は3件ある。
 一つは老人がカーブの出口で、歩道を車道と間違えて、左前輪を縁石の歩道側に突っ込み、そのまま縁石を乗り越えて、歩道脇のコンクリート壁に激突した事故。もうひとつはカーブの入口で民家の敷地コンクリート壁に激突した事故だ。ここは歩道がなく、蓋のない側溝だけがある。
 帰りがけに付近の高校生が自転車で下校して来るのに出会った。歩道が反対側に移行する地点で、器用に国道を渡って私が歩いている歩道に移行したが、なんとスマホを見ながら運転している。歩行も自転車運転も「無意識」により可能だが、これは危険だなと思った。道交法では自転車は車両であり、車道を走ることが義務づけられているのを、学校では教えないのだろうか?
 後で家内にこの事故のことを話すと、1時間ほど後に現場を南に向けて車で通りすぎたが、事故車の脇に女性が二人立っていて、それを通り過ぎると、ちょうど私が言ったスタンドからレッカー車が現場に駆けつける途中だったそうだ。
 そろそろ雪の季節になる。車もスタッドレスに付け替えなくてはと思う。
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