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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【稿條剛】難波先生より

2013-03-09 22:17:52 | 難波紘二先生
【稿條剛】「ザ・流行作家」にもざっと目を通した。「稿條」とかいて「めんじょう」と読ませる。鬼面人を驚かすペンネームとはこのことだ。
 その割に中味は分析力が乏しく、ああでもないこうでもない調の文章でさっぱり面白くない。新潮社で編集者をしていたのに、講談社から本を出したのには訳ありなのであろう。この本はそのまま書棚行き。


 「死の臓器」の麻野涼さんからメールがあり、2刷が決まったそうだ。まずはよかった。
 まだあれは私のペンネームだと誤解している人があるが、本のカバーを見れば経歴が書いてあり、まったく別人だとわかるはずです。
 宇和島徳洲会病院の泌尿器科医局にもこの本があった。万波さんは否定するが、きっと読んでいると思う。


 「移植医のイメージが悪くなる」という意見も寄せられたが、それは今の移植学会のことだと思う。
 2011年の統計(「移植」47:No.6)によると、年間50例以上の腎移植を行った施設は全国で5施設しかない。名古屋第二日赤(100例)、東京女子医大外科(95例)、宇和島徳洲会病院(91例)、九大外科(80例)、東京女子医大泌尿器科(76例)である。


 患者から訴えられている移植学会理事長高原史がいる阪大は25例しかない。「危険な病腎移植を禁止するため」に「日本の臓器移植:現役移植医のジハード」(河出書房新社)というけったいな本を書いた東邦医大相川厚のいる大森病院は42例である。高橋公太の新潟大学泌尿器科は31例しかない。
 こういうメスが切れない連中が、学会ボスでふんぞり返っているが日本の学会というものだ。それを役員に選ぶ会員もおかしい。
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