【血栓性静脈炎】自民党の町村氏の健康状態が気になっていたが、「共同」のNEWSによると、
<自民党総裁選に立候補した後に体調を崩し入院した町村信孝元外相(67)は22日夕、党本部で記者会見し、選挙戦を続行する考えを正式に表明した。ただ、会見には車いすで臨み、引き続き入院するため23日の日程も取りやめると説明。24日の地元・北海道での演説会への出席も「医師の判断を優先する」とした。町村氏は、体調不良に関しては、脚の静脈に血栓が生じ「エコノミークラス症候群」のような症状になり、足に痛みが残っていると話した。>と報じている。
当初、「胸部の痛み」と報じられたため、狭心症か心筋硬塞を疑っていたが、下肢静脈血栓が剥離して起きる「肺動脈栓塞症」であることがこれでわかった。元は下腿の血栓性静脈炎である。航空機の中で座ったきりのために起こると「エコノミー症候群」と呼ばれるが、静脈壁が健常で血液も正常なら血栓は生じない。
米国のニクソン元大統領の場合は、これが元で広範な肺梗塞が起こり、致命傷となった。症例の9割で、下腿の深部静脈に発生する血栓が原因となる。
町村氏の場合、血栓の再発を防ぐために抗凝固剤を投与されていると思うが、車椅子から降りられず、脚にまだ痛みがあるということは、静脈炎が続いているということだ。
医者はこの場合、医学的に「出張可能かどうか」を判断するだけで、「総裁選を降りろ」とはいえない。(腹心の医者ならそういうだろうが…)
「医者を選ぶのも寿命のうち」というが、町村氏もどうやら選ぶ医者を間違えているようだ。
<自民党総裁選に立候補した後に体調を崩し入院した町村信孝元外相(67)は22日夕、党本部で記者会見し、選挙戦を続行する考えを正式に表明した。ただ、会見には車いすで臨み、引き続き入院するため23日の日程も取りやめると説明。24日の地元・北海道での演説会への出席も「医師の判断を優先する」とした。町村氏は、体調不良に関しては、脚の静脈に血栓が生じ「エコノミークラス症候群」のような症状になり、足に痛みが残っていると話した。>と報じている。
当初、「胸部の痛み」と報じられたため、狭心症か心筋硬塞を疑っていたが、下肢静脈血栓が剥離して起きる「肺動脈栓塞症」であることがこれでわかった。元は下腿の血栓性静脈炎である。航空機の中で座ったきりのために起こると「エコノミー症候群」と呼ばれるが、静脈壁が健常で血液も正常なら血栓は生じない。
米国のニクソン元大統領の場合は、これが元で広範な肺梗塞が起こり、致命傷となった。症例の9割で、下腿の深部静脈に発生する血栓が原因となる。
町村氏の場合、血栓の再発を防ぐために抗凝固剤を投与されていると思うが、車椅子から降りられず、脚にまだ痛みがあるということは、静脈炎が続いているということだ。
医者はこの場合、医学的に「出張可能かどうか」を判断するだけで、「総裁選を降りろ」とはいえない。(腹心の医者ならそういうだろうが…)
「医者を選ぶのも寿命のうち」というが、町村氏もどうやら選ぶ医者を間違えているようだ。
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